結婚報告はがきを送るという風習は年々減ってきたとはいえ、年賀状や寒中見舞いを兼ねて送ろうと考えている方も多いのでは?
あらためて結婚報告はがきを送る際、マナーが気になっている方も多いかと思います。
そこで今回は、結婚報告はがきを送る際のマナーと文例をまとめていきます*
ぜひご参考くださいね。
目次
そもそも結婚報告はがきを送る理由とは?
結婚報告はがきはその名の通り、親戚や友人などこれまでお世話になった方へ、改めて結婚したことを報告するものです。
結婚報告だけではなく、今後も末永くお付き合いをしたい!というお願いをする意味も含まれています*
結婚をして新居に引っ越した方の場合、新しい住所や苗字をお知らせする機会にもなるのでぜひ送りたいものですね♪
結婚内祝いを送るという方は、お礼状として結婚報告はがきを添えるのもおすすめです。
結婚式を挙げない場合でも結婚報告はがきって必要?
最近では、入籍をしても結婚式を行わなかったり、フォトウェディングのみだったりするカップルも増えてきています。
その場合は、“入籍報告はがき”を出しましょう!
最近では、メールやSNSで入籍を報告する方も多くなってきているのでそちらでも問題ありませんが、親戚や目上の方などにはあらためて入籍報告はがきを出す方が丁寧です。
結婚報告はがきの場合は結婚式の写真やフォトウェディングの写真などを使うのが理想ですが、晴れ姿の写真がない場合は二人の2ショット写真でもOK♪
入籍報告はがきの場合は、写真を使わずイラストやイメージフォトを使って作っても問題ありません。
不幸があった身内に結婚報告はがきを送ってもいいの?
喪中はがきで結婚報告をするのは、マナー的にNGです。
身内に不幸があった場合の結婚報告は、
- 12月の半ばまでに喪中はがきを出す
- 1月8日以降から2月4日まで(立春)に寒中見舞いはがきとして結婚報告をする
という流れになります。
もし、12月中旬以降とギリギリに不幸があった場合は、喪中はがきが間に合わないので無理に送る必要もありません。
ただし、地域や家庭によってそのあたりのマナーは変わってくるので、両親や家族に相談しながら決めるようにしましょう。
その後、1月7日以降に改めて寒中見舞いとして結婚報告を行うのが一般的です。
結婚をしたタイミングが年末以外の場合は、四十九日が過ぎてから結婚報告はがきを出しましょう。
結婚報告はがきを送るタイミングはいつがベスト?
基本的には、結婚報告はがきは結婚式の1~2か月以内に出すのがマナーとされています。
とはいうものの、結婚式後はバタバタしていて忙しい方も多いはず。
そのため、無理をしてまで1~2か月以内に出す必要もありません。
もしタイミングを逃してしまった場合でも、暑中見舞いや寒中見舞い、年賀状など、季節の挨拶を兼ねて結婚報告をするのでもマナー違反にはならないのでご安心を♪

特に最近では、年賀状として結婚報告はがきを出す人が増えてきています!
結婚報告はがきは誰に送ればいいの?
親戚や友人など、どの範囲の人に結婚報告はがきを送っていいのか戸惑ってしまう方も多いはず。ぜひ下記を参考にして、送る範囲を考えてみてください。
結婚式のゲスト
もともと結婚式に招待しているので出さなくてもマナー違反ではありませんが、送ることで改めて「結婚式に出席してくれてありがとう」という感謝の気持ちが伝わります。
特に結婚と同時に引っ越した方は、新しい連絡先のお知らせも兼ねることができるので、ぜひ送りましょう。
披露宴の写真など、相手が写っている写真を使うとさらに喜んでもらえます♪
結婚式に招待したが参列できなかった方
事情が悪く、結婚式に招待したのに参列できなかったという人の場合、二人の晴れ姿を楽しみにしてくれているはずなので、結婚式の写真を添えて結婚報告はがきを送ると良いでしょう。
職場の上司や同僚
ビジネス関係の方には、SNSやメールだけの報告ではなく、結婚報告はがきを送る方が丁寧でしょう。
ビジネス関係の方なので、できるだけカジュアルなデザインの年賀状の方が好ましいです。
遠い親戚、両親の友人など
もし、今後もお付き合いがありそうな方であれば、遠い親戚や両親の友人などにも送ると丁寧です。
ただ、これからも付き合いがなさそうな人に送ってしまうと、「お祝いの催促かな?」と思われかねないので、そういった方には送らなくても問題ありません。
結婚のお祝いをいただいた方
結婚式に招待をしていないけど結婚祝いを頂いた!という方には、お礼の気持ちを込めて結婚報告はがきを送りましょう。
「結婚祝いをありがとう」という手書きのメッセージをお忘れなく!
結婚報告はがきを作る際の構成
結婚報告はがきには、「結婚しました」という報告意外にも下記の内容を必ず記入するようにしましょう。
- 挨拶文
- 披露宴(入籍)の日付
- 結婚報告
- 二人の名前(旧姓も書くように)
- 新しい住所
挨拶文の文例
- 拝啓 陽春の候…
- 春らんまんの季節を迎えましたが
- 長かった梅雨もようやく開け
- 残暑お見舞い申し上げます
- 秋色次第に濃くなって参りましたが
- 日増しに寒さもつのり
- 新しい年が始まりましたが
など、時候の挨拶を冒頭に記入します。
挨拶文にはいろいろな種類があるので、出す相手によって使い分けましょう。
披露宴(入籍)の日付、結婚報告の文例
- 私たちは〇月〇日に結婚式を挙げました
- ○月○日に入籍を済ませ、○月○日に挙式を行いました
と、改めて結婚の報告をします。
「幸せな家庭を築いていきたい」など、前向きな文を含めるとより良いでしょう♪
結びの文例
新住所の記載をする場合などは、
- ぜひ遊びに来てください
- お近くにお越しの際はお立ち寄りください
など、まとめの一文を記入しましょう。
「拝啓」で時候の挨拶を行った場合は、「敬具」で結ぶことを忘れずに!
招待状と同様!句読点は使わずに!
結婚報告はがきは、招待状など結婚式で利用するペーパーアイテムと同様、「、」や「。」などの句読点を使わないのが基本的なマナーです!
スペースや改行を上手く使いながらバランスをとりましょう!
結婚報告はがきに使える!文例まとめ
最後に、結婚報告はがきに使える文例をまとめていきます。
ぜひ参考にして、素敵な結婚報告はがきを送ってくださいね♪
これから ふたりで助け合いながら
明るい家庭を築きあげていきたいと思います
みなさまのあたたかい祝福をいつまでも忘れず ふたりで素敵な家庭を築いてまいります
今後ともどうぞよろしくお願いいたします
まだまだ未熟なふたりではありますが 笑顔の絶えない家庭を築いていきたいと思います
今後とも お力添えのほど よろしくお願いいたします
私たちは 昨年○月○日に結婚し
ふたりで初めての新年を迎えました
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます
寒い日が続いていますが いかがお過ごしですか
本年も どうぞよろしくお願いいたします
私事ですが このたび○月○日に結婚いたしました
お近くにお越しの際は ぜひ新居にお立ち寄りください
今後ともどうぞよろしくお願いいたします
ふたりは皆様に支えられていると改めて強く感じられた一日でした
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます
今後も変わらぬお付き合いのほどよろしくお願い申し上げます
下記には、結婚報告はがきの作成におすすめの印刷サイトをまとめています♪
安く注文できるサイトから、こだわりデザインのはがきが作成できるサイトまで、魅力的な業者がたくさんあるのでぜひチェックしてみてくださいね*
まとめ
結婚報告はがきを送る風習が減ってきた現代だからこそ、マナーが分からず困っている人も多いかと思います。
あらためて感謝の気持ちを丁寧に伝えられるよう、ぜひ今回紹介したマナーや文例を参考にして、素敵な結婚報告はがきを送ってくださいね♪
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