挙式にはいろいろなスタイルがありますが、やはり昔から人気なのが“キリスト教式”です。
式場ではリハーサルがあるので流れを詳しく把握していなくても何とか乗り切ることはできますが、やっぱり事前に流れや詳細を知っておいたスムーズかつ美しい挙式が作れるもの*
そこで今回は、実際のキリスト教式の流れを公開していきます。
式場によって流れが変わる場合もありますが、キリスト教式をする予定だよ!という方は、ぜひ参考にして下さいね♪
キリスト教挙式の流れを詳しく解説!
キリスト教式は、どのような進行方法で進めていくのでしょうか?
実際に私が行ったキリスト教式の流れをまとめていきたいと思います*
キリスト教式では、祭壇に向かって右と左に席が用意されており、左側に新婦のゲスト、右側に新郎のゲストが着席をします。
座る順番としては、前の座席から父母、兄弟姉妹、親族、友人・・・になります。
挙式の司会者となる牧師(神父)が入場。
式場によっては、ゲストが起立する場合と着席したままの場合があります。
牧師(神父)が結婚式の開式を宣言し、挙式が始まります。
式場によっては、新婦入場後に開式宣言をする場合も。

私の式場では、新婦が入場した後に牧師からの開式宣言がありました。
新郎が祭壇の前まで入場をし、新婦を待ちます。
式場によっては、ゲストが起立する場合と着席したままの場合があります。

私の式場では新郎入場の際もゲストは着席したままでした。
※場合によって新郎と新婦が一緒に入場をするケースも。
新婦はエスコート役の父親と腕を組み、入場をします。
新郎入場でゲストが着席をしていた場合は、このタイミングで起立の合図があります。
場合によって入場前に母親からのベールダウンを行うケースも。
ベールダウンを行う場合は、新婦の右に父親、左に母親の順で並び、扉の前で一礼をしたあとにベールダウンを行いましょう。
ベールダウンが終わった後は父親と腕を組みながらバージンロードを進み、祭壇の前で新郎への受け渡しを行います。
父親と新郎が向き合い一礼、その後父親は新婦の手を取り、新郎へ送り出します。
新郎は新婦を引き寄せ、祭壇へ向いて腕を組み、ウェディングステップで祭壇に上がり牧師の前まで進みましょう。
チャペル内にいる全員で規律をしたまま讃美歌を斉唱します。
斉唱する讃美歌は「いつくしみ深き 友なるイエスは」で始まる“312番(祈祷)”が一般的です。
牧師が聖書の中からその時にふさわしい一節を朗読し、神に祈りを捧げます。
二人が神の前で夫婦になることを誓う儀式です。
牧師の問いかけに対して、新郎、新婦の順に「はい、誓います」と誓約をします。
誓約の証として、指輪交換を行います。
新郎から新婦へ、新婦から新郎へ・・・の順で相手の左手薬指に指輪をはめましょう。
キスは、誓約を立てたことでふたりを隔てるものがなくなったことを表す神聖なもので、キリスト教式では欠かせない儀式です。
新婦はここまでベールをおろしているので、キスをするために新郎はベールをあげます。

キスは、一般的に唇に行うのが基本ですが、最近では頬やおでこ、手の甲などにキスをする方も増えてきています♪
署名台まで歩き、新郎・新婦・牧師の順で結婚証明書にサインをします。
署名後はふたりで証明書をゲストへ披露しましょう。
牧師が、あらためてふたりが夫婦になったことを神の前で宣言します。
式場によっては、結婚証明書署名を行う前に結婚宣言を行う場合もあります。
結婚宣言中は、ゲストの方を向くのが一般的です。
再度讃美歌を斉唱し、お祈りを行ったあと、牧師が滞りなく式が終えたことを伝えます。
式場によって省かれるところも多いようです。
新郎新婦はゲストの方を向き、一礼をしてからバージンロードを歩いて退場します。
入場時はウェディングステップでしたが、退場は通常の歩き方です。
式場によって、ゲストからは拍手かフラワーシャワーが行われます。
扉の前についたら一度振り返りゲストの方を向いて一礼し退場をしましょう。
新郎新婦退場後、牧師も退場して挙式は閉会となります。
式場によって流れが違う場合も!
一口にキリスト教式と言っても、式場によって流れが若干違ったり、別の演出が加わったりします。
そのため、上記で紹介したキリスト教挙式の流れもあくまで参考程度にお考えください。
もし不安なのであれば、あらかじめ式場にどんな流れで進行するのか確認しておくといいでしょう。

私の式場では挙式の流れが記載されている冊子が貰えたので安心でした♪
キリスト教式の流れって必ず覚えなきゃいけないの?
いろいろな儀式があるので覚えられるか不安な方も多いかもしれませんが、全部覚えなきゃいけないというわけではありません。
基本的に本番前には挙式リハーサルがあるので心配しなくても大丈夫です♪
また、本番中も、基本的には牧師や式場スタッフが次に何をすればいいのかを小声で指示してくれます。
ただ、当日は緊張してしまって戸惑ってしまう場合や、式場によってはリハーサルがかなり巻きで行われて焦ってしまう場合もあるので、やはりある程度は流れを覚えておくと良いでしょう*

私の式場でもリハーサルが結構簡易的なものだったので、「え!もう少しゆっくり教えてよ!待って待って!」と言う感じで若干焦ってしまいました(笑)
リハーサルはいつ行うのか、時間はどれくらい取れるのかなど、あらかじめ確認しておくといいかもしれませんね!
挙式中に気を付けるべきポイント
キリスト教式は、流れが少し複雑なので戸惑ってしまうかもしれませんが、ひとつひとつの儀式をしっかり丁寧に行うことを意識してみましょう!
緊張したり戸惑ったりして、儀式を適当に済ませてしまうともったいないです。
と感じてしまう方もいるかもしれませんが、後々後悔しないためにも丁寧に挙式に取り組んでみてください。
まとめ
キリスト教挙式の大体の流れは理解できましたか?
そこまで細かく覚える必要はありませんが、流れはある程度頭に入れておくと当日はより美しく丁寧に挙式に挑むことができます♪
あなたの挙式が、有意義で素敵な時間になりますように・・・*
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