年賀状を送る文化が薄れてきた時代ではありますが、最近では結婚式をした翌年に結婚報告を兼ねて年賀状を送る人が増えてきましたよね♪
普段はなかなか年賀状を送る機会がないからこそ、マナーや注意点などもあまり把握していない方が多いはず・・・。
そこで今回は、結婚報告を年賀状でする際のマナーや注意点をまとめていきたいと思います♪
文例も一緒にまとめていきますので、結婚報告を兼ねて年賀状を出す予定の方は参考にしてみてくださいね!
目次
結婚式に招待したゲストへ結婚報告ハガキを送る人が増加中?
結婚報告ハガキは、結婚式に招待できなかった人に対して送る理由はなんとなくわかるのですが・・・
最近では、結婚式に招待したゲストにも改めて感謝の気持ちを込めて結婚報告ハガキ(年賀状)を送る人が増えてきているようです!
ゼクシィの調査では、ゲストとの関係性にもよりますが、半数ほどの人が結婚報告ハガキを出しているという結果に。

年賀状自体送る文化が薄れてきているのに、意外と結婚報告ハガキを出す人って多いんですね~!
結婚報告の年賀状を送るタイミングは?
本来の結婚報告ハガキの場合は、結婚式を挙げた1~2か月以内に送るのがマナーです。
とはいうものの、年賀状で結婚報告をすること自体はマナーとしては問題ないのでご安心を!
特に結婚式後は忙しくて結婚報告ハガキを送るタイミングを逃してしまった!なんて方も少なくないはず。
その場合は、残中見舞いや寒中見舞い、年賀状などを送る際に、季節のご挨拶沿えて送ってもマナー的にはOKです♪

私も結婚式を7月に行いましたが、翌年に年賀状を出しましたよ。
ただし文章の考え方に注意して!
私のように、結婚式から数か月経過した上で年賀状を送る場合は、文章の考え方には注意するのがポイントです。
具体的な文例をまとめておきますね。
昨年は 私どもの結婚に際しまして 多大なご配慮をいただき ありがとうございました おかげさまで生活も日々落ち着いてまいりました まだまだ未熟な二人ではありますが 変わらぬご指導のほどお願い申し上げます
昨年は私たちの結婚式にご出席いただきありがとうございました おかげさまで新居も決まり 下記の住所に転居いたしましたので よろしければ遊びにきてくださいね
基本的には結婚式に出席していただいたお礼と近状報告をする形になります。
相手との関係性によってはもう少しくだけた文でもOK!
あくまで年賀状の文例をメインとして、結婚の報告は一言でOK!
具体的な近状報告などは、相手との関係性に応じて手書きで一言添えるのもいいでしょう♪
上司に年賀状で結婚報告をするのはNG!
結婚報告が遅れてしまった場合でも、年賀状であれば季節のご挨拶を兼ねて結婚報告ができるいい機会です!
しかし、上司に年賀状で結婚報告をするのは失礼にあたる行為なので要注意。
上記でも記載しましたが、本来結婚報告ハガキは結婚式をした1~2か月以内に送るのがマナーです。
挙式日が10~12月中の人であれば年賀状を兼ねてでも問題ありませんが、私のように夏以前に結婚式をした場合は、「新年の挨拶の“ついで”に結婚報告をされた」とあまりいい印象はないので注意しましょう。

上司だけではなく、ビジネス関係の方には同じことが言えますね!
親族・友人・知人などの間柄であれば、年賀状で結婚報告をするのは問題ありません♪
例えばしばらく音信不通だった友人や、年賀状だけの付き合いをしている方などにも、年賀状なら当たり障りなく結婚報告をすることができるのでおすすめです*
具体的に年賀状での結婚報告は誰に送るのがマナー?
上司に年賀状で結婚報告をするのはNG!ということはわかりましたが、では具体的に誰に送るのがマナーになるのでしょうか?
結婚式に来てくれたゲスト
無理に出す必要もないですが、あらためて感謝の気持ちを伝えたい場合には送ると喜ばれます。
新しい住所や連絡先も兼ねてお知らせすることができるので、時間に余裕があればぜひ送りましょう。
結婚式に参列できなかった人
事情があって結婚式に参列できなかった親戚や友人にも送るといいでしょう。
結婚式に来れなかった人の場合、二人の晴れ姿を楽しみにしている人も多いはずです。
そのため、結婚式の写真入りの年賀状を送ると喜んでくれますよ。
結婚のお祝いをしてくれた方
結婚式には招待をしていないけどお祝いをいただいた、という方も中にはいるはず。
そういった方にも、あらためて感謝の気持ちと結婚報告を兼ねて年賀状を送りましょう♪
手書きで一言お礼のメッセージを添えるとより感謝が伝わります!
年賀状でしか付き合いがない人
上記でも少し触れましたが、年賀状でしか付き合いがない人の場合でも、新年のご挨拶を兼ねて結婚報告をすると良いでしょう。
関係性の深さによって、写真入りか写真なしかのデザインを選ぶようにしてください。
遠い親戚・父母の友人など
日頃からお世話になっている人がいれば送りましょう。
ただ、ほとんどお付き合いがないのに送ってしまうと、「お祝いの催促かな?」と思われてしまう可能性もあるので、今後お付き合いがなさそうな方に送る必要はありません*
おしゃれすぎる写真は避けた方が無難?写真の選び方について
年賀状で結婚報告をする場合、できれば写真付きの方がいいとされてます!
写真の選び方としては、おしゃれすぎるものやキメ写真より、“結婚のご挨拶”にふさわしいフォーマル感のあるものを選ぶのが無難です。

ラブラブすぎたりカジュアルすぎたりする写真は場合によって不快に思われてしまうことも!
できれば2人の顔がしっかりよく写っているものを選ぶようにしましょう♪
結婚報告ハガキや年賀状はふたりの自己満で選ぶより、受け取る人の気持ちを考えて選ぶのが理想です。
相手との関係性によって写真を変えるのも◎
結婚式に参列できなかった人に送る場合は、結婚式よりも新婚旅行の写真の方が喜ばれるケースも。
中には、結婚式の写真を見て「行けなかったのが申し訳ない」と罪悪感が残ってしまう場合もありますからね!
また、何年も連絡を取っていない人に送るのであれば写真は入れなくてもOKです。
しばらく顔を合わせていないのに急に写真入りの年賀状が送られてきたら、ビックリしてしまう人もいます。
その場合は、文面だけ・干支のイラストが入ったものなど、例年と同じような年賀状を使用するのがおすすめです♪
写真の枚数は1~3枚がベスト
何枚もの写真を入れるのもおしゃれで可愛いですが、あまりに数が多すぎると乱雑な印象を与え、新年のご挨拶にはふさわしくないものとなってしまいます。
できれば大きな写真を1枚か、小さな写真を2~3枚程度にしておくのが無難でしょう。
入籍はしたけど結婚式はしていない場合の年賀状は?
中には、
- 「入籍はしたけど結婚式はまだしてない」
- 「籍は入れたけど結婚式は来年する」
という方もいるはず。
そういった場合は、年賀状で入籍報告をしても問題ありません♪
「〇月〇日に入籍しました」というように一言報告文を入れましょう。
また、差出人を書くときは新しい苗字の連名で送るのがマナーです!
結婚式の日付が決まっている場合は、その日付も書いておくと良いでしょう。
〇月〇日に 結婚式でお会いできるのを楽しみにしております
〇月に挙式いたします
※一言だけでOK!結婚式についてあえて触れないと「遠慮しているのかな?」と心配になる方もいるためです。
入籍のみの場合は、使える写真が限られてくるので入れなくても問題ありません♪
相手が喪中の場合はどうしたらいい?
結婚報告に限らず、年賀状を送る際に一番気を付けなければいけないのが喪中の場合のマナーです!
相手の身内に不幸があった場合、結婚報告はしなくてOK。
その代わりに、年賀状受付開始時期の12月15日までに喪中ハガキを出すようにしましょう。
その後、松の内が過ぎ立春までの間に寒中見舞いとして結婚報告を出すのが一般的なマナーになります。
寒中見舞いは地域によって異なりますが、1月8日~2月4日が一般的です。
寒中お見舞い申し上げます 私たちは〇月〇日に結婚いたしました これからもどうぞよろしくお願いいたします
12月15日以降に身内に不幸があった場合、喪中ハガキは送る必要はなく、寒中見舞いだけ送りましょう。
結婚報告を年賀状でする際の書き方・構成・基本マナー
結婚報告を兼ねて年賀状を出す場合、書き方の構成は以下のようになります。
- 新年の挨拶
- 結婚報告や感謝の言葉
- 締めの挨拶
- 日付・差出人
印刷でもOKですが、できれば一言手書きのメッセージを加えるとより丁寧です♪
とくに結婚式で受付や祝辞、乾杯の挨拶、余興などしてくれた方には添えるようにしましょう。
句読点はつけない
結婚式の招待状もそうですが、年賀状にも句読点をつけないのが基本的なマナーです。
スペースや改行を使いながらバランスをとるようにしましょう。
差出人は新しい苗字・夫婦連名で
結婚報告を年賀状で行う場合、差出人は必ず夫婦連名で送ります。
また、苗字が変わった場合は、新しい苗字で連名にして旧姓をカッコ書きで添えるようにしましょう。
佐藤 太郎 ぴのこ(旧姓 鈴木)
12月25日までに投函する
年賀状は元旦に届けるのが一般的なマナーです。
元旦にしっかり届けるためには、12月25日までに投函するようにしましょう。
もしそれまでに投函できなくても、1月7日までには相手の手元に届くようにすること!
1月7日以降になると寒中見舞いの扱いになってしまいます。
もし事情があって間に合わない場合は、あらためて寒中見舞いを兼ねて結婚報告をしましょう。
年賀状での結婚報告に使える!一般的な文例まとめ
最近では年賀状印刷サイトなどにも文例が記載されていることが多く便利ですが、念の為こちらにも一般的な文例をまとめておきます♪
ぜひご参考ください*
一般的な新年の挨拶と結婚報告の文例
今後ともどうぞよろしくお願いいたします
ご一家皆々様のご健勝ご多幸を心からお祈りいたします
よい年になるよう二人三脚で頑張りたいと思います
本年もよろしくお願い申し上げます
まだまだ未熟なふたりですが
互いに助け合い 幸せな家庭を築いてまいります
今後ともご指導のほどよろしくお願いいたします
新居に遊びに来てもらいたいときの文例
二人で力を合わせ 幸せな家庭を築いていきます
本年もどうぞよろしくお願いいたします
ふたりで穏やかなお正月を迎えています
よろしければぜひ新居に遊びに来てくださいね
結婚式のゲストへ向けた結婚報告の文例
昨年は私たちの結婚式にご出席いただき誠にありがとうございました
ぜひ新居にも遊びにいらしてください
本年もどうぞよろしくお願いいたします
ふたりは皆様に支えられていると改めて強く感じられた一日でした
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます
結婚式に来れなかった人への結婚報告の文例
昨年私どもは結婚式を挙げ 人生の新しい一歩を踏み出しました
未熟者の二人ではございますが
温かく見守っていただけますと幸いです
親族のみ内々での披露宴でしたため ご報告が遅れ失礼いたしました
今後も変わらぬお付き合いのほどよろしくお願い申し上げます
おすすめの年賀状注文サイト
おすすめの年賀状注文サイトは次の記事にて紹介していますのでご参考にどうぞ♪

2021年・令和3年最新版です!
まとめ
結婚報告を年賀状する際のマナーや注意点はおわかりいただけましたか?
年賀状など日本特有の文化にはマナーがつきものですね。
日頃お世話になっている方へ感謝の気持ちを伝えられるよう、最低限のマナーはしっかり守り、気持ち良く結婚報告と新年のご挨拶ができるようにしましょう♪
おすすめの年賀状印刷サイトはコチラから↓↓
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