結婚式のお料理は洋食が提供されることがほとんどですが、ゲストの年齢層や好みを考慮して和食にしようと検討されている方も多いのでは?
婚礼料理はゲストへの一番のおもてなしになる部分。

だからこそこだわったお料理を提供したいですよね!
そこで今回は、結婚式のお料理で和食を振る舞う場合の注意点やポイント、メニューの選び方などについてまとめていきます。
目次
結婚式のお料理を和食にするメリット・デメリットとは?
結婚式と言えばフレンチコースなどの洋食が提供されるのが一般的でしたが、最近では和食もじわじわと人気が出てきています。

2013年12月に和食が世界文化遺産に登録されたということもあり、近年では特に人気になっていますね!
まずは、そんな和食を婚礼料理として振る舞うメリット・デメリットを知っていきましょう!
メリット
日本で古くから親しまれている和食は、日本人に馴染む食材と味付けがされています。

確かに、和食が苦手だという人はあまり見たことがないかも!
結婚式は洋食が当たり前というイメージの中で、和食を提供すること自体ゲストが喜んでくれるきっかけにもなるでしょう。
結婚式の和食は伝統的な“祝い善”が提供されます。
善にはひとつひとつに意味があり、繊細な味付けと盛り付けで食べる人を幸せな気持ちにしてくれるのです!
日本は、他の国に比べて四季の移り変わりがとてもダイレクトです。
祝い善に使われる食材も旬なものを使っているため、料理で四季折々の味わいを楽しめるというのもメリットのひとつでしょう。
和食はお箸を使って食べるお料理です。
使い慣れた箸でお料理が食べられると気楽ですよね。
フォーマルでかしこまった場である結婚式でも、気楽にお料理が堪能できるのは大きなメリットです。

特にお年寄りには和食が人気ですね!
味に関しては人の好みによりますが、和食はさっぱりと優しい味付けのものが多く、特に年配の方が多い披露宴では喜ばれやすいです。

フレンチ料理はこってりの味付けも多く、胃もたれしてしまうこともありますもんね・・・
一方で和食は、食材を生かして作られた柔らかな味わいを楽しむことができ胃にも優しいというのがメリットです。
デメリット
年配のゲストが多い場合、和食は喜んでもらえますが、若い層のゲストが多い場合はどうしても披露宴=洋食というイメージがあるため、よく思わない方もいるようです。
また、普段披露宴では洋食を食べるのが一般的であるため、和食だとマナーがわからず困惑してしまうという意見も・・・。
あらかじめゲストに好みや意見を聞いておいてから決めるのもいいかもしれませんね。
和食は洋食に比べて高めの料金に設定されている式場が多いというデメリットも。

フレンチ料理と同じくらいの式場もあるようですが、私が式をした会場は和食が一番高かったです。
少しでも節約したい新郎新婦にとっては少し痛手になってしまうケースも。
最初から和食にしようと決めている方は、式場見学などであらかじめ和食の金額を確認しておくといいかもしれません。
和食を選んだ新郎新婦の割合は?
実際の結婚式で和食を選んだという新郎新婦はどのくらいの割合になっているのでしょうか?
結婚式情報サイトのハナユメの調査によると、以下のような結果になっています。

やっぱり半数以上がフランス料理なんですね!

和食は6.3%!100組中6組という結果に!
やはり、普段口にする機会が少ないという理由からフランス料理を選ぶ方が多いようです。
和食を選んだ新郎新婦に理由を聞いたところ、以下のような意見があげられました。
- 「ゲストに年配の方が多かったので和食にしました」
- 「結婚式を挙げた式場の和食が有名だったのでゲストに喜んでもらいたくて選びました」
- 「日本料亭で和婚をしたので和食でした」
披露宴で提供する和食の献立・メニューの詳細
結婚式で提供される日本料理は、一般的に「会席料理(懐石料理)」になります。
日本料理には「本膳料理」という最もフォーマルなスタイルがありますが、会席料理はそれを簡略化したものです。
もともとは茶会で提供される食事のことを指しており、江戸時代以降に民間に広まったものだそうです。
会席料理は洋食で言う“フルコース”で、一汁三菜を主にしながら10品程度の和食が提供されます。
どのような料理が提供されるのか、詳しく説明していきます。
季節感を重視した軽めの料理です。
色や形で季節感を表現し、何点か盛り合わせにします。
先付と前菜が別々で出てくる場合と、一緒の善に乗る場合があります。
口取り、お通し、突き出しと呼ばれることも。
お吸い物のことで、日本料理の主役のひとつです。
刺身のことで、向付と呼ばれることも。
白身から赤身、貝類などがバランスよく盛り付けされます。
季節の野菜を用いた煮物のこと。
椀盛り、強肴と呼ばれることもあります。
あいざかなと読み、揚げ物(素揚げ・唐揚げ・かわり揚げ)や蒸し物(茶碗蒸しや土瓶蒸し)などの料理を指します。
煮物と焼き物の間に提供されます。
会場によっては、合肴が省かれる場合もあるようです。
塩焼きや照り焼きなど魚介の焼き料理。
もともとは魚が主流ですが、最近では肉を出す会場も増えてきているようです。
焼き物、鉢肴と呼ばれることも。
口の中をさっぱりさせることが目的の一皿。
味わいに変化をつけるための箸休めとしての役割があります。
止め肴と呼ばれることも。
ご飯、留椀(味噌汁)、香の物(漬物・お新香)などが提供されます。
会場によっては押し寿司などが出ることもあるそうです。
果物や菓子、抹茶のこと。
披露宴ではこのタイミングでウェディングケーキを一緒に頂きます。
会場によって、上記の品が一品一品運ばれる懐石風のものもあれば、一度に運ばれる本膳風のものがあります。
婚礼料理を和食にする場合のメニューの選び方ポイント
披露宴でゲストに提供する婚礼料理を和食にする場合のメニューの選び方ポイントを紹介していきます。
和食を検討されている方はぜひ参考にしてくださいね*
事前にゲストの意見を聞いておく
上記でも少しお伝えしましたが、和食を検討している場合は事前にゲストの意見を聞いておくのもひとつの方法です。
年配の方が多い披露宴であれば和食は比較的喜ばれますが、若い方が多い場合は必ずしもそうと言えるわけではありません。
気軽に聞ける友人に「結婚式の料理を和食にしようと思っているんだけどどうかな?」と聞いてみましょう。
「和食と洋食とどちらが好き?」と直接聞いて、アンケート調査をしてみてから決めるのもいいかもしれませんね!
アレルギーの確認も忘れずに
和食や洋食などの好みに限らず、アレルギーの有無やベジタリアンについてもしっかり確認しておきましょう。

この辺りは招待状で事前確認を行うのが一般的なので大丈夫かとは思いますが、見落としがないように!
招待状には「お召し上がりになれない食材やアレルギーがある場合はメッセージ欄にお書き添えください」などと記入しておき、具体的に何が食べられないかを確認しておきましょう。
食材によっては調理方法の確認も必要になる場合があるので要注意。
例えば卵がアレルギーの場合、「生がNGなのか」「火を通したら大丈夫なのか」「卵を使用したマヨネーズやケーキもNGか」など細かく確認する必要があります。
ゲストが食べられない食材については、個別で料理変更が可能かどうかは式場に相談しましょう。
大幅な変更など場合によっては追加料金が必要になるケースもあるようですが、おもてなしができるようきちんと対応することが大切です。
普段では食べられない高級食材を使う
メニューにはランクがありますが、普段ではあまり食べられないような高級食材が使用されているものを選ぶと、ゲストが喜んでくれます。
洋食であればフォアグラやトリュフなどが挙げられますが、日本食になると次のような食材がおすすめです。
- 高級ブランド牛(黒毛和牛・米沢牛・神戸牛など)
- ブランド米
- あわび
- かに
- 松茸
- とらふぐ
- 伊勢海老
- 牡蠣(大黒神牡蠣など)
- あんこう
- 寒ブリ
- ウニ
料理名にこの単語が入っているだけでもゲストの満足感は大きく違ってきます。
ランクが低いと上記のような高級食材を使ったお料理がない場合もあるので、できるだけランクを上げて取り入れるようにするといいでしょう。
お子さまゲストがいる場合はキッズメニューを用意する
お子さまゲストがいる場合、普段あまり食べ慣れない大人と同じ和食では口に合わないなど嬉しくないケースがあります。
中学生や高校生など、ある程度の年齢のお子さまであれば大人と同じで問題ないと思いますが、小学生など小さなお子さまであればキッズプレートを用意するといいでしょう。
小学校高学年など年齢が際どい場合は、子供用のコース料理が用意されている式場もあるのでこちらを準備するのも良いですね。
基本的にお子さま用のメニューには次の2つの種類が用意されています。
- お子さまプレート(ワンプレート)
未就学児向けのメニューで、小さめのパン、少なめのお米、ハンバーグ、エビフライ、パスタ、フルーツ、ゼリーなどがセットになっています。 - ハーフコース(子供用フルコース)
ワンプレーとでは足りない子供向けのメニューで、大人と同じ内容で量を少なくしたコース料理です。
ハーフコースの場合、年齢に合わせて子供だけ洋食にできるかなども式場に問い合わせてみましょう。
ゲストによっては、お子さまメニューの選び方によって失礼だと感じてしまうこともあります。

判断に迷った場合は、ゲストの親に直接相談してみるのが確かかもしれません。
和洋折衷料理も検討してみる
折衷料理は日本料理とフランス料理を組み合わせたお料理のことで、最近の披露宴で人気になっています。
例えば、味付けを日本人の馴染みのある醤油ベースのものに変更したり、お箸で食べることができるのも折衷料理の魅力です。

会場によっては日本料理とフランス料理だけではなく、中華などのコースから好きな料理を選んで組み合わせることができる場合も!
和食かフランス料理か迷ったときの選択肢のひとつとして考えておくのもいいかもしれません。
節約しすぎない
料理は最もお金がかかるところと言っても過言ではありません。
節約したい気持ちもわかりますが、料理はゲストへ一番おもてなしが伝わる部分です。
ゲストは料理に期待してくる人も多いものですから、あまりに節約しすぎるのはNG。
特に、衣装や演出を豪華にするのに料理のランクを下げてしまうなどすると、自分たちだけにお金をかけたという印象を与えてしまいます。
ゲストはご祝儀を持って参加をしてくれますから、おもてなしの気持ちはしっかり伝わるように配慮しましょう。
料理をこだわりたい方はブライダルフェアへ参加しよう!
和食を検討している方、料理にこだわりたい方は、ブライダルフェアの試食会に参加しましょう!
ゲストに喜んでもらえる料理を提供するためには、式場の料理の味を知っておくことが大切です。
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まとめ
和食を選んだ新郎新婦は全体の6割ほどとなっていますが、婚礼料理を和食にするメリットはたくさんあります!
ゲストに喜んでもらえるような和食を提供するには、次のようなポイントをおさえてメニューを選んでいくことが大切です。
- 事前にゲストの意見・アレルギーを聞いておく
- 普段では食べられない高級食材を使う
- お子さまゲストにはキッズメニューを用意する
- 和洋折衷料理も検討してみる
- 節約しすぎない
ぜひ今回紹介した内容を参考にして、素敵な和食をゲストへおもてなししましょう!
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