
結婚のお祝いの気持ちを込めて、返信はがきにイラストを描いて送りたい!
最近、結婚式の招待状の返信はがきにイラストを描いたり、シールを貼ったり、刺繍をしたり、アレンジをして返信をする方が多くなってきましたね。
でもちょっと待って!返信はがきを装飾するのはマナー的に問題ないのでしょうか?
今回は、返信はがきを装飾する場合のマナーと注意点についてまとめていきます!
目次
返信はがきの基本の書き方と簡単なアレンジ方法
招待状が届いたら、返信はがきに参加の可否を書いて返信をしますが、基本的な書き方が下のような感じになります。
出席をする場合は、「出席」を丸で囲み「御欠席」を二重線で消すのがマナー。

「御芳」や「御」など自分への敬称を消すのも基本です!
上のような書き方が基本的なマナーですが、最近では二重線ではなくイラストやシールなどを書いてアレンジする方が増えてきています*

こちらは実際に私がいただいた返信はがきアートです♪

鉛筆で書いている風のイラストになっているね!とても可愛い!
返信はがきにイラストを描くのはマナー違反じゃないの?
結婚式と言えば、日本では昔からしきたりやマナーが重視されていますよね。
そんな中で、

そもそも返信はがきにイラストを描くのはマナー的によくないのでは・・・
と考えている方も多いはず。
確かに、返信はがきにイラストを描いたりシールを貼ったりするのは昔からある風習ではなく、最近になって流行りだしたことです。
結論を言うと、返信はがきを装飾してはいけない!というルールやマナーはありません。
大切なのは、“受け取った新郎新婦がどう感じるか”です。
心からの祝福や結婚式を楽しみにしている気持ちをしっかり伝えることが重要!
そのため、装飾をして気持ちを伝えるというのもひとつの素敵な手段なのです!

私も返信はがきアートたるものをたくさんいただきますが、とっても嬉しかったですよ!

写真撮りまくってたね(笑)
返信はがきを装飾する場合の注意点8つ
返信はがきを装飾すること自体は決してマナー違反というわけではありません。
ただし、装飾をする際は気を付けた方がいい点がいくつかあります。
必ずチェックしておき、相手に失礼のないよう返信しましょう!
新郎新婦との関係性を考える
上記でもお伝えしましたが、返信はがきを書くときに大切なのは、新郎新婦がどう感じるかを考えることです。
あまり親しくない新郎新婦へイラスト付きの返信はがきを送ってしまうと気を遣ったり戸惑わせてしまう可能性も。
むしろ最近であれば「イラスト付きの返信はがきの方が嬉しい!」という声もたくさんありますが、相手の人柄やタイプを考慮しましょう。
特にマナーやしきたりを重視するタイプの人には基本的な書き方で出すのが無難です。
また、会社関係の人(上司や同僚、部下など)の場合も装飾返信はがきは避けた方がいいでしょう。
差出人・返信先を要チェック
招待状が誰から送られてきたのかもよく確認してから返信はがきを装飾するか決めましょう!
招待状の差出人は、新郎新婦本人たちか新郎新婦それぞれの両親かどちらかになります。
差出人・返信先が両親の名前になっている場合、返信はがきを受け取るのは新郎新婦の両親です。
最近は返信はがきアートも主流になりつつありますが、両親世代の方が見ると戸惑ってしまう可能性があります。
特に世代的にしきたりやマナーに厳しい方もいるので、差出人・返信先が新郎新婦の両親になっている場合は無難な書き方で返信した方がいいでしょう。
お祝い事にふさわしい装飾にする
あくまで結婚式は“お祝い事”です!
イラストを描いたりシールを貼ったりして返信はがきを装飾することは、「結婚する二人を祝福したい」という気持ちを表現するためです。

この目的は絶対に忘れないように・・・!
どんなイラストを描くか・どんなシールを貼るか、しっかり考えた上で装飾していきましょう。
暗いイメージだったり、不吉な印象を与えてしまうものだったりすると、新郎新婦に不快感を与えてしまうかもしれません。
“お祝い事”だということを忘れずに、明るいイメージの返信はがきを作っていきましょう!
失敗がないように!
返信はがきは一枚しかありません!
失敗してもやり直しができないので、慎重に装飾していきましょう!
イラストを描く場合は鉛筆やシャープペンで下書きをしたり、別の紙で練習したりするのがおすすめです。
時間をかけすぎてしまわないように
「できるだけクオリティの高いものを送りたい!」という気持ちもわかりますが、返信はがきは届いてから2~3日以内に返信をするのがマナーです。
「イラストにこだわりすぎて時間がかかりすぎてしまった」なんてことはないように!
時間がかかってしまう場合は無難な書き方にして早めに出した方が印象は良いでしょう。
シールの貼りすぎに注意!
シールを貼って装飾をする場合注意したいのが“はがきの重量”です。
はがきは通常1通63円で送ることができますが、重さは2~6gと定められています。
これ以上重たくなってしまうと手紙扱いになり、84円以上の切手が必要になってしまうので要注意!
気付かずにポスト投函してしまうと自宅へ戻ってきてしまうか、料金の不足分を相手に支払ってもらうかになってしまいます・・・。
最近ではマステアートなんかも流行っていますが、テープやシールの貼りすぎには要注意です!
どうしてもこだわりたい場合であれば重量が超えても追加料金さえ払えばOK。
「重くなっちゃったかも」と思ったら、郵便局に持って行って確認してもらいましょう。
基本マナーを守った上で装飾する
返信はがきにイラストを描くのはマナー違反にはなりませんが、前提として基本マナーはしっかり守った上で装飾をしていきましょう。
特にイラストなどにこだわると通常のマナーを見落としがち・・・。
- 1週間以内に返信する
- 「御」などの敬称をしっかり消す
- 表面の新郎新婦 行の「行」を二重線で消して「様」に書き直す
など、基本的なマナーはしっかり守った上で装飾することが大切です!
自信がなければ無理に装飾しない
「可愛くデコレーションしてお祝いの気持ちを伝えたい!」そんな気持ちもわかりますが、絵を書くのが苦手だったり、イラストやアレンジにあまり自信がなかったりする場合は無理に装飾する必要はありません。
無理に頑張ろうとして失敗してしまってもやり直しがききませんし、相手に不快感を与えてしまう可能性も考えられます。
必ずしも装飾が必要というルールもありませんし、自信がない方は気持ちを込めたメッセージを記入するだけでも気持ちは伝わります*
また、自分では難しいという場合は、絵が得意な人に代行してもらうのもいいかもしれませんね!

メルカリなどで返信はがきアートの代行をしている人もいるようですよ!気になる方は調べてみてください。
まとめ
最近では主流になりつつある返信はがきアート。
イラスト描いたりシールを貼ったりして装飾することは決してマナー違反ではありません。
返信はがきを装飾することで、祝福の気持ちや結婚式を楽しみにしているという気持ちがより一層強く伝わります*
- 新郎新婦との関係性を考える
- 差出人・返信先をチェック
- お祝い事にふさわしい装飾にする
- 届いてから2~3日以内に送るようにする
- シールの貼りすぎ・失敗に注意
- 通常の返信はがきマナーは守る
装飾をする際は、上記の注意点に気を付けて素敵な返信はがきを送ってくださいね♪
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