7月と言えば、日本は猛暑の夏。
- 「結婚式を控えているけどゲストに迷惑かな?」
- 「7月の挙式を検討しているけど非常識って思われたらどうしよう」
そう悩まれている方も多いのでは?

実は、私も7月に結婚式を挙げたうちの一人です!
今回は、実際に7月に式をした花嫁が、7月の結婚式を成功させるためのポイントや注意点などを紹介していきます*
目次
猛暑の7月の結婚式は非常識?
夏の結婚式って非常識なのではないかと不安になってしまいますよね。

私も7月に式をしたのですが、ゲストに迷惑をかけるのではないかと心配していました。
とはいうものの、Hanayume(ハナユメ)のアンケートで行われた調査では、7月の結婚式は8月や12月に比べると人気であることがわかっています!

まだ肌寒い3月や4月に比べても7月の方が若干多いんですね。

冬と夏の結婚式は不人気の印象があったけど、どちらかというと夏の方が人気なんだね~。
実際のゲストの声は?迷惑ではない!
7月の結婚式がそこまで不人気ではないということは分かりましたが、実際のゲストはどう思っているのでしょうか?
生理日管理アプリの「ラルーン」によると、34.4%の人が夏の結婚式は困ると答え、その中でも「7月より8月の方が困る」と回答している人がほとんどだったそうです。

そもそも夏の結婚式でも困らないという方が半数以上なんですね!安心した!
Yahoo!知恵袋での意見はこうなっています。
季節ではなく、大事なのは式ですよ。
ゲストがおもてなしを感じられる式だったら大丈夫です。
夏でもいいけど条件があります。
確かに真夏だと暑いですが、実際の所、絶対にベストな季節なんて無いと思います。
確かに夏は暑いし化粧は崩れるし、あんまり嬉しくはないですね。
でもゲストの方に気遣いがちゃんとされてたら別に良いと思いますよ。
引用元:https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q14130143679
また、ハナユメで行われた「結婚式に招待されて困ると思う月はいつですか?」というアンケートでは、7月は全体の1.73%となっておりそこまで非常識だと感じるゲストは少ないようです。

やはり冬の方が困る方が多いんですね。
仮に100人のゲストを呼んだとしても、その中の1~2名くらいの方が「困るなぁ」と思うだけで、他の方は特に問題ないと言えそうです。
実際の花嫁が語る!7月に結婚式を挙げるメリット
そもそも7月に結婚式を挙げるのに、どんなメリットがあるのでしょうか?
人気月に比べて式場や日取りを選びやすい
秋の9月~11月の人気シーズンに比べると、7月の式はそこまで人気ではないので希望の式場や日取りを選びやすいというのは最大のメリット。
人気シーズンや人気の式場では、だいぶ前に予約を確定しなければ希望の日取り(特に大安・友引など)は予約が埋まっていることがあります。

曜日やお日柄、時間などにこだわりのある方は7月の結婚式を選んでみてもいいかもしれませんね!
費用が比較的安い
人気シーズンではないので、割引プランやキャンペーンなどが組まれていることが多く、比較的に安く結婚式を挙げられることができます。

7月に式をした私も、シーズン特典として司会者や音響、ヘアメイクがタダになったほか、ブーケやチャペル装飾、装花など、合計で50万円近くの割引がありました!
夏ならではの装花やコンセプトが楽しめる
どの季節にも言えることですが、7月の結婚式であれば夏らしい演出や装花、コンセプトなどを楽しむことができます!
- ウェルカムドリンクにフローズンカクテルなどを用意する
- 花火などを使って夏らしい演出を考える
- 和装なら風鈴を置いて涼し気な演出をする
これらはゲストへのおもてなしにも繋がるメリット。
また、夏らしい装花で会場を飾り付けるのも、季節を感じられる素敵なアイディアです♪
7月に結婚式を挙げるデメリットと5つの改善ポイント
7月の結婚式にはデメリットもありますが、改善できることばかりなので紹介するポイントを押さえながら素敵な結婚式になるよう意識していきましょう!
日程選びの配慮が必要
特にお子さんがいるご家庭は7月下旬から夏休みに入り、家族での予定が多くなる場合があります。
ご家庭のあるゲストが多い場合は、できれば7月の下旬は避けるなどの配慮が必要です。

できれば梅雨明けの上旬か中旬がいいですね!
式場は駅チカまたはバスなどの手配が必要
猛暑の夏の時期であるため、式場の場所やアクセスにも配慮が必要になってきます。
結婚式に参列するゲストは、女性であればヘアメイクや着付けをしてきてくれますし、男性であれば基本はスーツです。
通常のお出かけよりは確実に大変ですし、外を歩き回れば汗も出るしメイクも崩れてしまいますよね。
そのため、式場はできるだけ駅チカを選ぶのが最善の気遣いです。
駅から遠ければバスやタクシーの手配などの配慮をしましょう。
演出にも配慮が必要
アクセスだけではなく、演出の配慮も忘れずに!
屋外での集合写真やブーケトス、ガーデンウェディングなどはできるだけ避ける、もしくは行う時間に配慮する、日よけがある場所で行う、短時間で行う、などの工夫をしましょう。
費用の配分に注意
7月の結婚式は費用が安いというのは世間的にも有名です。
そのため、あまりに節約を重視してしまうとゲストからケチったと思われてしまうことも・・・。
特にお料理や引き出物など、ゲストへのおもてなしに繋がる部分は手を抜かないようにしましょう。
ガーデンの使い方に注意
この時期、空が綺麗で外の空気も澄んでいて、ガーデンウェディングを行いたいという方も多いはず。
しかし、猛暑の季節となるので、できるだけガーデンでの演出は避けた方が吉です。
どうしてもガーデンを使いたいという場合は、16~18時ころから開始となるナイトウェディングを選ぶなど配慮しましょう。

ビアガーデンのような雰囲気で行う披露宴なんかも素敵ですよね!
7月結婚式の日取りの選び方
7月に結婚式を挙げる場合、半数以上の人が土曜日を選んでいるそうです*
人気の日取りは他の月と同様、大安や友引。
曜日や日取りなど、ゲストの予定も配慮しながら決めていきましょう!
2020年~2025年7月のおすすめの日取り
2020年~2025年の7月の日取りでおすすめの日程をまとめておきます。
7月の結婚式を検討している方は参考にしてみてください*
【2020年】
- 26日(日)大安 ※4連休最終日
- 12日(日)友引
- 18日(土)友引
【2021年】
- 4日(日)大安
- 18日(日)友引 ※次の日祝日
- 24日(土)友引
【2022年】
- 16日(土)大安 ※3連休初日
- 10日(日)大安
- 30日(土)友引
【2023年】
- 15日(土)友引 ※3連休初日
- 23日(日)大安
- 9日(日)友引
【2024年】
- 14日(日)友引 ※2連休中日
- 20日(土)友引
- 29日(月)大安
【2025年】
- 12日(土)大安
- 6日(日)大安
- 21日(月・祝)友引 ※3連休最終日
ゲストへのおもてなし!暑さ対策5選
7月の結婚式で一番厄介なのが、その“暑さ”です。
蒸し暑く、正直なところ外を歩くのも億劫。
少しでも快適に過ごしてもらえるよう、暑さ対策をしっかり行いゲストをもてなしましょう!
開始時間は午前中か夕方がおすすめ
夏の結婚式の開始時間は、午前中や夕方など比較的涼しい時間帯がおすすめです。
7月は最高気温が35度以上になることもあります。
特に正午前後は日差しが強くなるのでこの時間は避けるといいでしょう。

私も夕方からの開始時間を選びましたよ!
メイク直しスペースを多めに用意する
夏は良く汗をかくため、女性は化粧崩れを気にする方が多いです。
ドレスを着てヘアメイクをして・・・と、せっかくおっしゃれをしてきてくれるので、トイレ以外にもメイク直しができるスペースを確保しておくといいでしょう。
鏡の前や更衣室にも綿棒やヘアピンなどのメイク直しアイテムを設置するなどしておくと好印象です。
制汗スプレーや汗拭きシートを用意する
汗をかくとにおいも気になってしまうもの。
ウェルカムスペースやトイレなどに制汗スプレーや汗拭きシートなどを用意しておくといいでしょう。
ちょっとした気配りがあるとゲストへの印象も変わってきます*
冷たいウェルカムドリンクを用意する
ゲスト控室に用意するウェルカムドリンクはできるだけ冷えたものを用意しましょう。
暑い外から控室に入り、冷たいドリンクが用意されているだけでも好印象です。

夏らしく、フローズンを用意したり、ラムネを氷につけて配ったりするのもいいかもしれませんね!
うちわなど涼し気なアイテムを配布する
プチギフトとしてうちわなど涼し気なアイテムを配布するのもおすすめ!

和装なら扇子でもいいですね。
新郎新婦のイニシャルをデザインしたり式のコンセプトに合わせておしゃれに印刷したりして受付や座席に置いておくと、式場の飾り付けとしても使えます。
7月結婚式のおすすめ演出8選
せっかく7月に結婚式をするなら、夏らしいテーマや演出を考えてみましょう!
夏らしさを感じることができる結婚式は、ゲストの思い出にも残りやすいですよ♪
海の見える式場を選ぶ
夏のウェディングには、せっかくなので海の見えるロケーションの式場がおすすめ!
気温は暑いですが、海を見ながら・潮風を感じながら挙げる式場はとても涼し気です。
海好きカップルやリゾートウェディングを希望する方は、ぜひ海の見える式場を選んでみましょう。
デザートビュッフェにアイスを用意する
デザートビュッフェを行うという方は、アイスやかき氷などを用意しておくと、夏らしくゲストも喜んでくれるでしょう!
アイスが難しい場合は、フローズンドリンクなどもおすすめです!
デザートビュッフェを屋台風にアレンジ
夏と言えば“夏祭り”を連想する方も多いのでは?
そのイメージに合わせて、お祭りを意識した屋台風のアレンジをデザートビュッフェで取り入れてみるのはいかがでしょうか?
リンゴ飴やチョコバナナ、鈴カステラ、たこ焼き、お好み焼きなどを用意すると雰囲気が味わえます!
プールを使った演出をする
ガーデンにプールが備え付けられた式場も多いですよね。
そういった式場では、ぜひプールを使った演出を考えてみましょう!
外に出る必要があるので時間帯や日当たりの配慮は必要になりますが、バルーンリリースやフラワーアートなど、プールを使った演出には素敵なものがたくさんあります!
ナイトウェディングであれば、プールサイドにキャンドルを灯して幻想的なムードを楽しむのも素敵です♪
夏を感じられる引菓子やプチギフトを選ぶ
上記でも記述しましたが、プチギフトとしてうちわや扇子を用意したり、引菓子をラムネやゼリーなど夏らしさを感じられるものをチョイスしてみるのはいかがでしょうか?
青色のパッケージなど、見た目から夏らしさを感じられるものを選ぶのもいいでしょう♪
ドレスも夏らしく
演出の一環として花嫁が着用するドレスも、夏らしくふんわり軽い素材+ノースリーブのものを選ぶといいでしょう。
シフォン、オーガンジー、ジョーゼットなどの素材は、暑い夏でも長時間快適に過ごせます*
見た目も夏らしく演出できると、ゲストからの印象も良くなるでしょう♪
七夕や南国をイメージした演出や装飾をする
7月と言えば七夕!夏と言えば南国!
七夕や南国をイメージした演出や装飾を行うのもこの季節ならではの魅力です。
- ウェルカムスペースに笹と短冊を置いてゲストに七夕を楽しんでもらう
- 天の川や星をモチーフにしたペーパーアイテムを作る
- パイナップルを使った装飾をする
- ハイビスカスやヤシの木風のアイテムを飾る
など、アイディアはたくさんあります♪
まとめ
7月に結婚式をする場合、ゲストへの暑さ対策や配慮が必須になります!
非常識と思われがちかもしれませんが、実際のところそこまで迷惑と感じる人は少ないようなのでご安心を♪
夏ならではの演出が楽しめたり、費用が安くなったりと、7月結婚式にはメリットがたくさんあります!
ゲストへの配慮や気配りを忘れずに、快適に過ごせるステキな結婚式が挙げられるよう、ぜひ今回紹介した情報を参考にしてみてくださいね*
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