欧米の結婚式ではよく行われているという「ファーストミート」をご存知ですか?
最近では日本の結婚式でも取り入れる新郎新婦が増えてきて、Instagramなどでもファーストミートの画像が人気を集めていますよね♪
ファーストミートは、ウェディングドレスとタキシードに着替えた新郎新婦がはじめて顔を合わせる・・・という演出ですが、本来の意味を知っていますか?
今回は、そんなファーストミートの意味について紹介していきたいと思います!
目次
ファーストミートとは?本当の意味を解説
ファーストミート(First Meet)とは、結婚式当日、新郎新婦は別々の部屋でウェディングドレスとタキシードに着替え、その姿でその日初めて会う演出のこと*
ファーストミートのポイントは、結婚式当日まで、新郎新婦それぞれウェディングドレスやタキシードの姿を見せ合わないこと。
もちろん、試着を一緒にするのもNGですし、どんな衣装を着るのか伝えるのもNGです。
新郎新婦別々の場所で身支度をして、リハーサルの前などに初めて会う時間を取り、写真を撮ったりふたりの愛を深めたりするのが目的になります。
ファーストミートの一番の魅力は・・・やっぱり、結婚式を迎える新郎新婦に最大の感動を与えられるところ。
特に新郎は、今までで一番美しい新婦をはじめて見る日が結婚式当日で・・・より一層新婦に対しての愛が深まります。

私もファーストミートの動画をよく見るのですが・・・どんな新郎新婦のファーストミートを見ても、やっぱり感動しちゃいます。
相手は新郎新婦だけじゃない!両親や友人とファーストミートするアイディアも
実は、ファーストミートをする相手は新郎新婦だけではありません!
両親や友人とファーストミートするアイディアも素敵です。
特に人気なのが、やっぱり両親とのファーストバイト。
娘がお嫁に行ってしまう・・・という寂しさと、成長した娘の今までで一番綺麗な姿を見る喜びと・・・
そんなさまざまな感情を感じるお父さんとのファーストミートは、絶対に深くていい思い出になること間違いなしです!
「自分の晴れ姿を見てほしい!」そう思うような大切な人と、ファーストミートを行ってみてくださいね。
そもそもファーストミートってなんの意味があるの?その真実とは
感動的な演出で、夫婦の愛がもっと深まるファーストミート。
実はファーストミートをやる理由には、“感動的な演出”であること以外に、素敵な意味があります。
そもそもファーストミートとは、欧米に古くからある言い伝えがルーツとなっており、「結婚式の前に新郎が新婦に会うと幸せになれない」と言われていたのだそう・・・。
つまり、結婚式でファーストミートを行う理由は、「ふたりが幸せになるため」。
“幸せの約束”でもあるんです。
ふたりが幸せになるために、結婚式まで大切にとっておくセレモニー。

改めてファーストミートって・・・素敵すぎますよね~♪
ファーストミートを行うタイミングはいつがいい?
ファーストミートを行うタイミングは2つあります。
- 挙式前かリハーサル前に時間を設ける
- 結婚式本番でファーストミートする
最近では1つめの、“挙式前かリハーサル前に時間を設ける”というのが主流になっていて、この時一緒に素敵な写真を撮る新郎新婦さんも多いのですが・・・
本来のファーストミートは、「結婚式の前に新郎が新婦に会うと幸せになれない」という言い伝えから来ているもの。
その意味を大切にしたい新郎新婦は、結婚式本番までとっておき、実際の挙式が始まってから礼拝堂で行う方もいます。
ただしこの場合は注意が必要!
あまりに感極まって泣いてしまうと、挙式のセレモニーを進めることが難しくなってしまいます。
中には、本当に泣き崩れて歩けないほどになってしまう新郎新婦もいるそうで・・・。

せっかくの挙式が残念な結果になりかねないので、ふたりでよ~く相談してから決めるようにしてくださいね。
「結婚式当日、どんなリアクションになってしまうのか自分でも想像できない!」
なんて方は、改めてリハーサル前にファーストミートの時間を作っておく方が安心かもしれませんね♪
ゆっくりふたりの写真が撮れる時間にもなりますし、どちらのタイミングを選んだとしてもメリットがあると思います。
イギリスの王子と妃もファーストミートをしていた!
欧米から古く伝わるファーストミートの伝統・・・。
実は、イギリスのウィリアム王子とキャサリン妃も、結婚式で実際にファーストミートを行っていたのだそう*
王子は後ろを見たそうにしながらも、キャサリン妃が目の前に来るまで振り向かずに待ってくれていたのだそうですよ。

素敵・・・素敵すぎる・・・っ!
ファーストミートの正しいやり方!ステップ別で紹介
では、ファーストミートはどのようなやり方で行えばいいのでしょうか?
ステップ別で紹介していきます!
STEP①試着はひとりor母や友人と
試着は新郎新婦で行くのが主流ですが、ファーストミートを行いたい場合、母や友人とドレス選びをするようにしましょう!
そこで撮ってもらった写真も、彼に見せてはいけません。
できれば前撮りも避けるか、和装だけにするのが理想です。
別途で写真撮影をしたい場合は、後撮りを行う方法でもアリですよ♪
STEP②結婚式当日は、別々の部屋で身支度する
結婚式当日は、必ず別々の部屋で身支度をします。
このとき、式場によっては別々の部屋が用意できないことがあるので、あらかじめ新郎新婦それぞれの部屋を用意してもらえるか必ず確認しておいてくださいね!
また、ファーストミートの前にバッティングすることがないように、プランナーの方にも伝えておくと徹底的です!
STEP③準備ができたらファーストミート!
準備ができたらいよいよファーストミートです。
ファーストミートの場所は、ブライズルーム内か、チャペルか、式場によって異なるので、こちらもあらかじめ希望を伝えておきましょう。
ファーストミートは、以下の手順で行います。
- 新郎には後ろ向きで立ってもらう
- 新婦が新郎に声をかけるか、肩を叩く
- 新郎が振り返り、お互いの姿を位見る
準備前に、「あとでね」と別れたときはいつもの私服だったのに・・・
美しいドレス姿とタキシード姿になっていて、お互いが今までで一番綺麗な姿になっています。
「やっとドレス姿(タキシード姿)が見れた!」と感動して涙が出てきたり、思わず抱き着いてしまったり・・・

素敵なセレモニーになること間違いなしです♪
まとめ
今回は、ファーストミートの本当の意味や正しいやり方を紹介していきました。
ファーストミートは素敵な演出だけど、本当の意味や言い伝えは知らなかった!なんて方が多かったのではないでしょうか?
“幸せになるための約束”という意味がある、感動的な演出のファーストミート。
間違いなく、あなたたちにとって一生の思い出に残る素敵なセレモニーになるはずです。

ぜひ、結婚式を控えている花嫁はファーストミートを行ってみてくださいね!
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