
コロナウイルスの影響を受けて結婚式の延期を検討しているけど、結局いつにすればいいの?
そう悩んでいる方、かなり多いと思います。
正直なところ、コロナは終息の目途が全く立っていないからこそ、延期の日程を決定するのはかなり難しい問題です。
明確なことをお伝えすることはできませんが、今回は、世の新郎新婦は延期の日程をいつにしたのかを参考にしながら、おすすめの日程をまとめていきたいと思います。(8月4日追記更新)
※こちらの記事は、ハナユメ結婚式準備ガイドやmarryのアンケート結果を元にしながらまとめさせていただいたアドバイス記事になります。あくまで一参考として延期の日程をご自身でご判断くださいますようお願いいたします。
※タイトルに「来年が最適」と記載させていただきましたが、4月14日~8月4日現段階のウイルスの現状を考慮したうえでの判断となります。現状終息の目途は立っていないため保証できるものではありません。コロナウイルスと結婚式に関する最新情報がありましたら当ブログでも随時紹介させていただきますのでよろしければ今後もご参考ください。
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目次
新型コロナウイルスに関する最新情報をチェック
※この情報は6月25日の状況・情報をまとめたものです。コロナウイルスの最新情報に関してはご自身でもご確認いただきますようお願いいたします。
コロナウイルスに関する最新の情報はというと、6月19日に全国的に休業要請が解除となり、都道府県を跨ぐ移動の自粛要請も解除となりました。
これを受け、外出をする方も徐々に増えてきていますが、東京都の感染者は24日に55人も報告され、緊急事態宣言解除後最多という結果になりました。
東京都の感染者が50人を上回るのは5月5日以来。まだまだ油断は禁物、というような状況が続いており、厚生労働省では次の「3密」を避けるようにと情報が共有されています。
- 密閉空間
- 密集場所
- 密接場面
特にこの3つの条件が同時に重なる場での感染拡大リスクが高いと考えられています。
上記は6月25日の状況をまとめた情報でしたが、7月下旬からまさに第二波真っただ中。
重傷者は減っているとのことですが、東京では感染者が毎日400人以上を超え、まだまだ警戒が必要な時期となっています。
5月4日にされた新たな政府の発表
5月4日には、政府から「新しい生活様式」が発表されました。
- パーソナルスペースの確保
- 遊びに行く場合は屋内より屋外に
- 真正面での会話を避ける
- 日頃からのマスクの着用
- 帰宅後手や顔を洗う
- 地域から地域への移動は控える
などの生活様式に加え、結婚式などの冠婚葬祭の場でも多人数の会食を避ける・風邪や発熱の症状がある場合は参加しない などの提案がされています。
ただ、こちらはあまりSNS上などでも話題になっておらず、知っている人は少なく、Hanayume(ハナユメ)で行われたアンケートでも半数以上の人が知らないという結果になりました。
この新たな発表を受けて、今後結婚式はどのような形になっていくのでしょうか・・・?
同時にハナユメで行われた意識調査ではこのような結果に。
今までと変わらず結婚式を行うという方が7割と多くいましたが、少人数での結婚式や結婚式を行わないことを検討する方も少なからずいるようです。
また、コロナウイルスがまだ心配される中、どんな結婚式を挙げたいか・参加したいかというアンケートの結果では、「ガーデンなど屋外での結婚式」と答えた方が半数以上でした。
コロナの影響を受けて、今後新しい結婚式の形が見えてくるようになるかもしれませんね。
日本ブライダル文化振興協会のガイドラインについて
政府から発表された「新しい生活様式」を受けて、日本ブライダル文化振興協会でもガイドラインの策定が行われました。
今後の結婚式は、次のようなことに気をつけながら行うように促されています。
- できるだけ広い披露宴会場を手配して席の間隔をあける
- 料理は大皿盛りを避け個人盛りにする
- 余興などで大声を発することは控える
- 集合写真撮影時は直前までマスクを着用して会話を控える
- スナップ写真撮影時はできるだけ密着しない
上記ガイドラインを受けて大きく変わる点とすれば、席の間隔をあけなければいけないので、従来より招待客が少なくなってしまうことでしょう。
できるだけ多くのゲストを招待したい場合は、2部制のパーティーにしたりオンラインの枠を用意したりと、さまざまな方法があります。
また、この時期にできる対策としては次のような項目があげられます。
- アルコール消毒の設置
- こまめな換気
- ガーデンの開放
- ゲストのマスク着用
- ビュッフェなし
徐々に感染者も減ってきていますがまだ安心できない状況です。
もしこの時期に結婚式を開催する場合は、上記のような徹底的な対策が必要となるでしょう。
緊急事態宣言解除による結婚式開催の動きは?
5月25日に緊急事態宣言が全国的に解除されたことを受け、徐々に結婚式等のサービスの提供を再開している式場が多くなってきているようです。
大手式場であるアニヴェルセルも、2020年6月1日(月)より、サービスの提供を再開することを発表しています。
アニヴェルセルでは厚生労働省、自治体からの指導・要請やBIAのガイドラインに沿って、以下の対策を講じて、2020年6月1日(月)より、ご結婚式等のサービスのご提供を再開させていただきます。
引用元:https://corp.anniversaire.co.jp/news/20200525/
なお、第二波が発生する可能性もあることから、今まで通りの結婚式を行うことは難しいとされており、各式場では自治体からの指導や要請、ガイドラインに沿ったうえで結婚式を行っていく方針となっています。
今後は上記で紹介したような感染防止対策を行った上で結婚式が行われていくような形になるでしょう。
新型コロナウイルスに関する最新情報はこちらから↓
厚生労働省公式サイト
東京都YouTubeチャンネル(毎日コロナウイルスの最新情報をライブ配信)
新型コロナウイルス都道府県別感染者数・死者数
8月~10月に結婚式を予定している方は決行する?
緊急事態宣言が出されている5月6日までは、式場側も営業短縮や休業をしていたところが多かったようです。
結婚式を延期・中止にする場合、多額のキャンセル料を請求されることがあります。
数万・数十万円といった金額であれば簡単に延期を検討することができるかもしれませんが、結婚式のキャンセル料は300~500万円前後かかる場合もあるため、なかなか二つ返事で延期を決定するのは難しいものです。
こういった状況を踏まえて最近ではキャンセル料を請求しない式場も増えてきているようですが、中にはキッチリとキャンセル料を請求する式場があるのも現状。
本当に難しい問題です。
4月28日でのハナユメの8月9月以降に結婚式を予定している方への調査では迷っている方が多いようでしたが・・・
8・9・10月に結婚式予定の人への挙式決行調査 | ||||
---|---|---|---|---|
挙式月 | 決行する | 延期した | キャンセルした | まだ迷っている |
8月 | 10.7% | 39.0% | 13.4% | 39.6% |
9月 | 22.2% | 23.6% | 11.6% | 42.6% |
10月 | 25.6% | 19.1% | 10.6% | 44.7% |
6月30日に行われた同アンケートでは、緊急事態宣言の解除を受けたからか、9月以降は決行するという方が増えているようでした。
8・9・10月に結婚式予定の人への挙式決行調査 | ||||
---|---|---|---|---|
挙式月 | 決行する | 延期した | キャンセルした | まだ迷っている |
8月 | 21.4% | 37.7% | 12.3% | 28.6% |
9月 | 42.7% | 27.1% | 10.3% | 19.8% |
10月 | 46.8% | 19.8% | 8.4% | 24.9% |
まだ迷っている方も多いようですが、延期した方も若干数増えていることが分かります。
ただ、アンケート実施日から少し時間が経っているので、今後ハナユメで行われる追加のアンケート実施にも注目したいところです。
また、一度延期をしたカップルでも、第二波や収束が予測できない中で再度延期を検討する方も少しずつ増えているということがわかりました。
※アンケート実施日6月9日
みんなは何月に延期した?10月~12月が最も多いという結果に
5月13日に追加で行われたハナユメのアンケートでは、結婚式を10月~12月に延期したという方が最も多くなっているようです。
6月16日に行われた同アンケートでも同様、10月~12月に延期したという方が最も多いという結果になりました。
なかなかコロナの終息の目途が立たないので、来年以降に持ち越した方も多くなっているみたいですね。
ただ、こちらもアンケート日から少し時間が経っているので今後の動きにも注目したいところ。
緊急事態宣言が解除され、延期した日程での結婚式の開催の可能性も高まってきたものの、7月下旬からまさに第二波真っただ中。まだまだ油断はできません。
また最新の情報がありましたら当ブログでもお知らせさせていただきます。
Instagramの「#結婚式延期」タグがおすすめ
実際の新郎新婦さんたちが延期の日程をいつにしたのか、最新情報が知りたい方はInstagramの「#結婚式延期」というタグがおすすめです。
もともと予定していた結婚式からいつに延期したのかを投稿されている方も多いです。
最近の傾向を見てみると、今年の10月~12月の式を予定していたという方でも来年以降に延期にする方が多くなっているようでした。
ハナユメで行われた6月のアンケートでは今年中に実施をするという方も多かったですが、やはり第二波真っただ中であるため、再度延期を検討する方が圧倒的に多くなってきているようですね。
中には、とりあえず延期という形にして、日程は後で決めるという決断を取った方も。
こういった周囲の情報も確認しながら日程を決めていくのがいいかもしれません。
ぜひInstagramを活用してみてください。
まとめ
各アンケート調査や新郎新婦さんたちの動きを見てみると、延期の時期は来年が安心といえるでしょう。
あくまで調査したうえでのおすすめの時期となりますので、またコロナウイルスに関する最新情報がありましたら随時更新させていただきます。
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