3月下旬の外出自粛要請に志村けんさんの死去。
だんだんとコロナの影響が拡大していき、結婚式に関しても延期せざるを得ない状況になりつつあります。
簡単に延期ができればいいのですが、そうはいかないのが結婚式。
一番厄介なのが、延期や中止にも多額の費用がかかるという点です。
- キャンセル費用を無料にする方法はあるのでしょうか?
- 保険は適用にはならないのでしょうか?
その件について、今回は徹底的に調べてみました!
※こちらの記事は3月30日時点の情報です。
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目次
皆はどうしてる?コロナが影響の式の延期は3割・実施が4割

実際のところ、みんなは式を延期にしているのかな?それとも中止?実施?
というのは気になるところですよね。
ウェディングニュースで行われた調査では、延期をしたカップルが約3割、実施をしたカップルが約4割ということが分かりました。
引用元:https://www.weddingnews.jp/magazine/139749
まだ迷っているという声も合わせるとほとんど同じ割合です。
また、こちらの表を見てみると、4月以降に結婚式を予定している方は実施にするか迷っている方が多いようです。
延期した (中止を含む) |
実施する | まだ迷っている | |
2月 | 5 | 6 | 0 |
3月 | 71 | 64 | 3 |
4月 | 25 | 32 | 40 |
5月 | 8 | 27 | 47 |
6月 | 2 | 10 | 19 |
7月 | 0 | 1 | 6 |
8月 | 1 | 0 | 5 |
9月以降 | 0 | 2 | 4 |
今現状ではほとんど同じ割合ですが、最近では1日の感染者数の記録が更新されたり、志村けんさんが亡くなったりと・・・
かなりコロナの影響が大きくなってきたからこそ、やっぱり延期(中止)にした方がいいのか?と悩んでいるカップルが多いかと思います。
簡単に延期ができるものならば、ゲストのことも考えて延期にしたいもの。
でも、延期には多額な費用がかかってしまうからこそ、できればこのまま実施にしたい・・・という気持ちもわかります。

せっかくの人生に一度の結婚式なのに。こんなことで悩みたくないですよね。本当に心苦しいです。
コロナでの延期は保険適用にならないの?
契約をする際、結婚式総合保険に加入した方も多いと思います。
コロナの影響で結婚式を延期にした場合、保険は適用になるのでしょうか?
既に式場に問い合わせをしてご存知の方も多いかと思いますが、実際に某保険会社に問い合わせをして確認してみました。
医師からの指示がないと適用にならない
保険適用内容については保険会社によって異なるので決定的なことは言えないのですが・・・
インフルエンザや風邪などで入院をしたり医師から待機指示が出たりした場合は、延期費用を負担してくれる会社が多いです。
この場合、コロナなどやむを得ない事情の場合は保険適用にならないのでしょうか?
実際に問い合わせてみたところ、やはり新郎新婦本人が
- 入院した場合
- 医師から待機指示があった場合
などでない限り保険は適用対象外ということでした。
両親や子供などが入院した際も保険適用になるケースがあるようですが、この辺りの適用範囲は保険会社によって異なります。
保険に加入している方は、保険会社に確認・相談をしてみるといいでしょう。
保険は当てにならないかも・・・
コロナ問題に関しては、いつ落ち着くかが分からないからこそ、判断がすぐにできずに困っている方が多いと思います。
しかし、やはり上記の件を踏まえると、保険はあまり当てにできるものではないかもしれません。
延期料・キャンセル料を無料にする方法はある?
結婚式の延期・中止のキャンセル料は、時期によって変わりますが決して安いといえるものではありません。
できれば無料にしたいですよね。
キャンセル料を無料にする方法はないのでしょうか?
徹底的に調べてみました。
外出自粛要請で延期料が無料になったケースも
ネットニュースによると、3月下旬の外出自粛要請を受けて、予定していた結婚式を急遽延期するカップルが多かったのだそう。
実際に群馬県のカップルが急遽延期をしたとしてネットニュースに取り上げられており、都の要請は無視できないということで負担なしで延期できるようになったようです。
今回のように政府からの外出自粛要請などがある場合は、式場側も負担なしで延期にしてくれるかもしれません。
ただ、自粛要請などが出るタイミングは測れないため、ギリギリな判断になってしまうのが厄介なところですね・・・。
式場に相談してみるしか方法はない
延期費用の負担に関しては、やはり式場側に相談してみるしか方法はありません。
実際に結婚式を延期・中止にして、やむを得ず多額のキャンセル料を支払ったカップルも多いようですが、中には負担なしにしてくれた式場も多くあるようです。

また、ウェディングニュースの調査では、キャンセル料がかからなかったという式場が7割もあるそうです!
引用元:https://www.weddingnews.jp/magazine/141348
コロナの影響で日本の経済的な問題もかなり深刻になってきてはいますが、この件については新郎新婦のせいではありません。
大手ブライダル会社の中には、9月末までの延期であればキャンセル料を取らないと発表した会社もあるようです。
こういった世間の対応なども踏まえた上で、式場にあらためて相談してみましょう。
結婚式プロデュース会社に相談してみるのも
上記の記事でも取り上げられていたように、結婚式プロデュース会社へ相談することによって、負担なしで結婚式が延期にできるケースもあるようです。
プロデュース会社によっては、キャンセル料や準備した食材、人件費などの費用を会社側が立て替えてくれるケースも。
式の予定が直近である場合は難しいかもしれませんが、プロデュース会社に相談してみるのもひとつの方法かもしれません。
コロナはいつ落ち着くの?延期にするならいつがいい?
コロナの問題は、いつ落ち着くかが分からないからこそ、延期後の挙式時期もいつにしようか悩んでしまいますよね。
ウェディングニュースの調査によると、7月や9月に延期を決定した方が多いようです。
引用元:https://www.weddingnews.jp/magazine/139749

それ以降もチラホラいるし、未定の方もかなり多いんですね。
ちなみに、コロナがいつ落ち着くのかという話題にはいろいろな噂や説がありますが、専門家によると6月か7月くらいには落ち着くのではないかといわれています。
感染症病原部長のアレクサンドル・シェストパロフ氏は、状態が落ち着くのは6月か7月だろうとの見解
引用元:https://jp.sputniknews.com/science/202003137263828/
正直なところ、いつ落ち着くかはわからない部分でもありますが、こういった情報を参考に延期の時期を検討してみましょう。
いったん7月や9月に日程を抑えておき、そのころの様子によって再度延期の検討ができないかなども式場側に相談してみるといいかもしれませんね。
結婚式をライブ配信で行うサービスがリリース決定
少し現実離れした話ではありますが、コロナの影響を受けて、結婚式をライブ配信で行うサービスがリリースされることがわかりました。
実際に行われる式のライブ配信ができるサービスで、ゲストはWEB上から式に参加でき、新郎新婦に向けたご祝儀の送金なども可能なようです。
ゲストと直接顔を合わせたいのも山々ですが、どうしてもキャンセル料などが払えない場合や、ゲストへ配慮をしたい場合などに、こういったサービスがあることを検討してみのも良いかもしれません。
結婚式を実施する場合の対策法は?
苦渋の決断で結婚式を実施するとなった場合でできる対策は下記の記事にまとめています。
ぜひご参考ください!
まとめ
特に4月や5月に結婚式を控えているカップルは、コロナの影響でかなりの痛手を負っているはず。
現状、キャンセル料を無料にしてくれる式場も多くなっているようなので、ダメ元でも何か対応ができないか式場側に相談してみましょう。
高額な金額がかかっている結婚式だからこそ、後悔のないようにできる対応は行ってくださいね。
この記事が、不安な新郎新婦への安心に少しでもつながると嬉しいです。
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