新郎新婦のプロフィール紹介は、披露宴ではお決まりの流れ。
定番ではあるけれど、何らかの理由があってプロフィール紹介はしたくないという方も多いのではないでしょうか?
また、職業や出会いを言いたくないという方もきっと少なくないはず・・・。
言ってしまえばこれも立派な個人情報ですし、したくない・言いたくないと思うのは不思議なことでもありません。
今回は、新郎新婦のプロフィール紹介をしたくない場合や職場や出会いを言いたくない場合の対処法を紹介していきたいと思います!
目次
新郎新婦のプロフィール紹介をしたくない理由
新郎新婦のプロフィール紹介をしたくない!という理由で多くみられるのが、次のような意見です。
- できるだけ職業や職場をバラしたくない
- 若くないから生年月日を言いたくない
- 相手の学歴が良くて自分の学歴を言うのが恥ずかしい
- 出会い・馴れ初めが複雑だから言いたくない

結婚式は相手の親族や友人など初めて会う方も多いからこそ、あまり詳細なことは知られたくないですよね・・・
某サイトなどにもこんな意見がたくさんあります。
よく、結婚式で2人の産まれた日から、今日までの詳細(卒業した学校、過去の勤務先など)
をすべて紹介している人がいますが、それだけはやりたくありません。
とくに私は若くもないので、いちいち生年月日なども言いたくないんです。
引用元:https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1188719776
新郎新婦紹介をするような内容が全くないので、省略したいのですが、これは非常識と言われてしまうのでしょうか?
引用元:https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q11106813626?__ysp=5paw6YOO5paw5amm44CA44OX44Ot44OV44Kj44O844Or57S55LuL44CA44GX44Gf44GP44Gq44GE
紹介してほしいプロフィールではない場合どうすればいいのでしょうか?友人の結婚式などでは、大学の名前や勤務先の会社名まではっきり言っていましたが、いえるほどの学校や会社ではない人もいますよね。
引用元:https://www.mwed.jp/community/questions/7922
“披露宴でのプロフィール紹介は定番”というイメージが根付いてしまっているからこそ、どうすればいいのか疑問に思っている方も多いはずです・・・。
そもそもプロフィール紹介って何のためにするの?

正直、プロフィール紹介って真剣に聞いている人ってあまりいないですよね(笑)
最近ではプロフィールムービーを流す人も増えてきていますし、そういった場合「プロフィール紹介は必要ないのでは?」と思う方いるかもしれません。
実はプロフィール紹介って“時間稼ぎ”として用いられているんです。
披露宴が始まると、スタッフたちが一斉にゲストに乾杯酒を注ぎに行きますよね。
そうです、このタイミングです。乾杯酒を注いでいる間に何もしないと決まずい雰囲気になってしまうから、プロフィール紹介を行うんです!
実際のところゲスト同士でお話していることが多いのでなくても気まずくなると言い切れるわけでもありませんが・・・(笑)
すぐに注ぎ終わることができればいいのですが、ゲストは数十人いるわけですからそれなりの時間がかかります。
そういった面で考えると、プロフィール紹介は“ゲストへのおもてなし”として考えられる要素でもありますね!
ほとんどのゲストはお相手については詳しく知りません。
結婚式に招待したからこそ、二人がどんな人なのか、どのようにして出会ったのかを最初に紹介しておくことは重要なことなのでしょう。

詳しいプロフィールを知れば、もっと新郎新婦に対する祝福の気持ちも大きくなって披露宴を楽しむことができますしね!
プロフィール紹介はしなくてもいいの?絶対しなきゃダメ?
上記のようなプロフィール紹介の重要性を聞くと、「絶対しなきゃいけないのかな」と不安になってしまいますが、しなければいけないという決まりはありません!
結婚式の進行に対して義務などはありませんし、したくないのに我慢してまで自分の情報を公開する必要はないです!
中には、プランナーに「全く紹介がないのはおかしい」と言われた方もいるみたいですが、そもそもお祝いの場である結婚式で、主役である2人が嫌な気持ちになってまでするものでもありませんよね。
ただし、上記でも説明した通り、プロフィール紹介は“乾杯酒を注ぐための時間稼ぎ”として用いられることが多いです。
そのため、その時間帯に別のものを取り入れられるよう、対処法を考えておく必要があります!
プロフィール紹介をしてほしくないときの対処法
プロフィール紹介をしたくない場合、その時間はどのように使えばいいのでしょうか?
アイディアをまとめていきたいと思います!
結婚式のこだわりを紹介する
まず前提として、プロフィール紹介は新郎新婦の生い立ちや経歴を必ず紹介しなければいけない!という決まりはありません。
そこでおすすめなのが、結婚式のこだわりポイントをまとめておき司会の方にお話してもらうというアイディア!
例えば・・・
- 結婚式場を選んだ理由
- お料理のこだわり
- ゲストに楽しんでもらいたいこと
- DIYしたアイテムの紹介
などなど、結婚式についてのこだわりを紹介することで、ゲストへのおもてなしにもつながります♪
二人の出身地の紹介でまとめる
二人の出身地にちなんだ話を司会の方にしてもらうのもおすすめのアイディア!
- 名物
- 観光スポット
- 名産のお土産
- 歴史
など、出身地に関してなら話の広げ方は無限大!

新郎新婦に共通する話や思い出の話を含めるのがポイントです♪
10問10答する
あらかじめ10問10答を用意しておき、司会の方に紹介してもらうというアイディア。
生い立ちや経歴を紹介しなくても二人の人柄が伝わりやすいですよ♪
- 趣味や特技
- 好きな食べ物や飲み物
- おすすめの映画やアニメ
- チャームポイント
- ニックネーム
- マイブーム
- 口癖
- 愛車・コレクション
など、自分の紹介はもちろん、次のような二人についての質問もおすすめです!
- お互いの第一印象
- 付き合ってからの印象
- はじめてのデートの場所
- 楽しかった&思い出のデート場所
- 相手の好きなところ
- 相手になおしてほしいところ
- どんな家庭を築きたいか
- 子供は何人ほしい
- どんな夫・妻(父・母)になりたいか
項目によっては話も広げやすいですし、10問10答では多い場合は5問5答にするなど調整すると良いですよ!
インタビュー形式の紹介を行う
10問10答に少し似ていますが、司会の方に質問をしてもらって新郎新婦が答える・・・といったように、インタビュー形式で二人の紹介を行うアイディアも素敵♪
ゲストに質問をしてもらう!というアイディアもありますが、答えづらい質問などが出てしまう可能性もあるので要注意。
司会の方にお願いすれば、あらかじめインタビュー項目を考えておくことができるのでスムーズに進むし失敗もないですよ!

司会と新郎新婦が掛け合いをすることで、二人の人柄もゲストに伝わりやすいです。
職業や出会いを言いたくない場合は嘘をついてもいい?

友人の結婚式のプロフィール紹介で嘘を言っていてびっくりした!
って声、意外と多いんですよね・・・。
二人がそれで良いのであれば嘘をつくのもアリですが、後々バレる可能性を考えるとあまりおすすめできるものではありません。

特に職場の嘘は後々バレやすいです!
職業や出会いなど嘘をつくくらいならあえて言わずに、上記で紹介したように別の項目で二人の人柄などを紹介する方がいいと思います。
どうしても嘘を言いたい場合は?
あまりおすすめはできませんが・・・
やはり結婚式という場である以上、品のある職場・出会いを紹介したい!という場合もありますよね。
その場合、80%の嘘に20%ほどの真実を混ぜるのがポイント。
現実味が増すので上手に嘘をつくことができますし自然です。
例えば、「出会いはネットだけど初デートが映画館だった」というのが真実であれば、「共通の趣味である映画館で偶然知り合い意気投合」などの言い回しにすれば自然ですよね!
職場であれば、勤務地や職種どちらか真実を言ってどちらか嘘を言う、という感じです。
また、嘘をつく際は、必ず二人で口裏を合わせて統一することも重要です!
合コン・ナンパ・出会い系など複雑な出会いの場合は?
二人の出会いが合コンやナンパ、出会い系などで、なんとなく親世代や会社の方にいいたくない・・・という方も多いはず。

当の私も旦那との出会いはナンパ!ちなみに逆ナンです(笑)
そういった場合でも無理に出会いを言う必要はありませんが、別の言い回し・言い替えで紹介をするのもいいでしょう。
特に後々聞かれて答えるのが面倒くさい!という方は参考にしてみてください!
- 合コン=知人の紹介、知人との食事会
- 出会い系・マッチングアプリ・ネット=共通の趣味を通じて
- 街コン・婚活パーティー=イベント、交流会
- 結婚相談所・お見合い=共通の知人を通じて
- ナンパ=運命的な出会い一目惚れ
プロフィール紹介は基本的に司会の方が考えてくれますが、プロなので綺麗にまとめてくれます。
特に最近では出会いがマッチングアプリ!なんていうのは至って普通のことですし、実際にそういった出会いの新郎新婦も多いです。
素直に相談をすれば綺麗にそれとなく文章を考えてくれるはずなので、恥ずかしがらずに相談してみましょう!
まとめ
新郎新婦のプロフィール紹介は義務というわけではありません。
プロフィール紹介をしたくない!少しでもその気持ちがあるのであれば、我慢してまで取り入れる必要もないです!
ただし、プロフィール紹介は乾杯酒を注ぐ際の時間稼ぎとして用いられることがあるため、何か代わりの項目を取り入れることが重要!

今回紹介した情報を参考にしながら、上手に二人の人柄がゲストに伝わるよう工夫してみましょう!
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