※この記事は2020年2月27日に公開したもので、
- 結婚式を延期する場合のキャンセル料について
- 結婚式を実施する場合の対策方法
- 実施するべきか私(筆者)個人の意見
などを主にまとめており、
- 結婚式を開催するか迷っている
- 延期した場合の費用はいくらくらいになるのか知りたい
- 実施することを決定したから何かできる対策方法を知りたい
という方に向けた記事になっています。
外出自粛要請や志村けんさんの死去など、コロナの問題は次第に大きくなりつつあります。
あくまで2月27日時点で作成した記事だということをご理解のうえご一読ください。(3月30日追記)
コロナの影響で延期にした場合のキャンセル費用を無料にする方法については下記の記事をご覧ください↓
その他のコロナウイルスに関する最新記事はこちらから↓
2020年1月に感染が報告され、どんどん拡大していくコロナウィルス。
テレビやSNSでも話題になっていて、最近では大規模イベントなどが続々と中止になっているほど世間を騒がせていますね。

私も楽しみにしていたバンドのライブが中止になってガッカリしていたところです。
そんなコロナウィルスの件で心配になるのが、“結婚式は延期・中止にするべきなのか”という問題。
ギリギリの取りやめになると多額のキャンセル料が発生してしまうため、できれば延期や中止をせずに結婚式を開催したいですが・・・
ゲストの気持ちを考えるとやはりキャンセルにした方がいいのか・・・と、とにかく頭を悩ませる問題です。
コロナの結婚式問題、一体どうしたらいいのでしょうか?
今回は、少しでも解決・納得のできる方法をまとめていきますので、よろしければご参考ください。
目次
新郎新婦のコロナに対する心配や不安の声
コロナウィルスの拡大によって、SNS上でもたくさんの新郎新婦の心配や不安の声があげられています。
コロナウイルスが発生しており、挙式の延期や、ゲストへの配慮について悩んでます。
引用:https://www.mwed.jp/community/questions/21784
昨日夫から「結婚式を延期することを考えた方がいいんじゃないか」と言われました。夫がそう言い出した原因は、今都内を中心に流行っているコロナウイルスです。
引用:https://www.mwed.jp/community/questions/21736
Yahoo!ニュースにも取り上げられるほど・・・。
新型コロナウイルス感染拡大で、結婚式や披露宴の取りやめを検討するカップルが急増している。
引用:https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200226-00000059-jij-soci
Twitterでは結婚式業界関係者のこんなツイートを発見しました。
コロナの影響で結婚式がカオスになってるらしい。主催側はキャンセル料かかるから強行開催したい、ゲスト側は感染が恐怖だからどうにか欠席したい、そんな両者がせめぎ合ってるとのこと。僕の知見と関係者をつかって何かしてあげられないかな…
— 松田 佳大 (@yosshi007) February 25, 2020
1万以上のいいね、4,000件近くのRTで拡散されており、コロナによる結婚式の件はかなり問題視されているようですね。
コロナは本当はそんなに怖くない?
※こちらの記事は2月27日時点の情報です。
あまりはっきりしたことは言えないのですが、中には「コロナに過激反応しすぎ」「そんなに心配するレベルではない」という意見があるのも現状です。
実は、例年日本でも話題になるインフルエンザの方が感染率や死亡率が圧倒的に多いようで、武漢以外の致死率は0.16%というデータのコロナはそれほど恐ろしいものではないという説もあります。

あくまで説ですが・・・
とはいうものの、コロナの何が恐ろしいって、“新型”であること。
インフルエンザはワクチンがありますが、コロナにはまだありません。
そのため、感染してしまうと治すすべがないというのが一番恐ろしいところなんですね・・・。
※コロナは自然治癒するという情報もあるみたいです。(3月25日追記)
この件について詳しくは下記の記事がわかりやすいので気になる方は一読してみてください。
少し話が脱線してしまいましたが、中にはこういった意見もあるということを踏まえた上で、もう一度結婚式をするか・しないかの判断をしてみるといいかもしれませんね!
ただし、この説を正当化して自信満々で結婚式を開催するのも危険。ゲストの気持ちもしっかり考えた上で判断しましょう。
※こちらの記事は2月27日時点の情報です。
結婚式を延期・中止する場合の費用相場は?
結婚式を中止する場合のキャンセル料は、“見積の〇%”として設定している式場が多く、パーセンテージは式までの日数によって変わってきます。
細かい設定は式場によって異なりますが、相場は次のようになっているので参考にしてみてください。
- 179日~150日前まで:内金の全額+実費
- 149日~90日前まで:見積金額の20%+実費
- 89日~60日前まで:見積金額の30%+実費
- 59日~30日前まで:見積金額の40%+実費
- 29日~10日前まで:見積もり金額の45%+外注解約料+実費
- 9日~前日まで:見積もり金額の45%+外注解約料+納品済みアイテム代金
- 挙式・披露宴当日:見積金額の100%
中止ではなく延期にしたい場合は、式場によって対応が異なるので直接問い合わせてみましょう。
日程に余裕がある場合は料金がかからないこともありますが、変更料として日数に応じた金額を請求する式場もあるみたいです・・・。
やむを得ない事情なのに必ずキャンセル料を払わなければいけないの?
キャンセルをするかしないかは新郎新婦の判断・・・とは言え、コロナの問題はやむを得ない事情です。

決して新郎新婦が悪いわけではないですからね・・・。
式場側もビジネスとは言え人間なので、コロナに関して何かしら解決策を考えているところもあるとは思いますが・・・
やはり、結婚式は莫大なお金がかかるイベントなので、ギリギリであればあるほど式場側の損害額も大きくなってしまいます。
そのため、基本的にはキャンセルをする場合は、規定通り・契約書通り料金を払わなければいけないということは頭に入れておいた方がいいでしょう。
とはいうものの、コロナは日本でもかなり大きな問題になっており、2月25日には政府がイベント自粛の検討を促す方針を公表しています。
また、3月23日には、東京都知事の小池百合子さんが新型コロナウイルスに関する新たな対応方針を発表し、4月12日までのイベント自粛を要請しましたね。
都民に対して4月12日までの3週間、換気の悪い密閉空間、多くの人の密集、近距離での会話が発生する行動を避けるよう要請。ライブハウスやスポーツジムなどの施設利用、イベント開催も自粛するよう呼びかけた。
引用:https://www.eventbiz.net/?p=66621
ここまでくると、4月の結婚式だけではなく、5月や6月、7月の結婚式まで影響が出てきてしまいそうですね。
ブライダル業界でもかなり大きな問題になっているはずですので、何らかの対策や提案を検討してくれる式場が増えてくると良いのですが・・・。
結婚式は延期・中止にするべき?
こればっかりは“新郎新婦の判断”としかいいようがないので、こちらでははっきりしたことは言えないのですが・・・
結婚式情報サイトとして人気の「marry」で行われたアンケートでは、「自分だったら開催する・行く」という応えた方が89%と圧倒的に多かったようです。
※こちらの記事は2月27日時点の情報です。
「コロナが流行しているのに式をするなんて無責任」なんて声があるのも事実ですが、そういった意見は1~2割くらいだという結果になっています。
事情も事情ですし、開催するにしても理解してくれるゲストが多いのではないでしょうか?
実際のところ、飲食店なども営業していますし、働いている人であれば満員電車に乗ることも多いですよね。家から一歩も出ないなんて人の方が少ないはずです。
中には結婚式を延期にする新郎新婦もかなり多くなってきているみたいですが・・・

私個人的には、そこまで過激に心配する必要はないかなと思っています。
※あくまで“個人的な意見”です!
※こちらの記事は2月27日時点の情報です。
結婚式を開催する場合の対策方法5選
結婚式を開催する場合の対策方法をまとめていきます。
気休め程度かもしれませんし参考になるかもわかりませんが、少しでもこの情報が新郎新婦のお力になれれば嬉しいです。
身内のみで開催する
式までどのくらいの日数があるのかによって変わってきますが、人数の変更ができる段階であれば、親族や身内のみの開催を検討してみましょう。
少し費用はかかってしまいますが、コロナ問題が落ち着いてから二次会として友人を招き別途でパーティーを行う方法なんかもあるので、最善の策を考えてみてください!
直前の不参加連絡も可能であることを伝える
何よりゲストの気持ちを考えたいのであれば、直前の不参加連絡でも構わない旨をあらかじめ伝えておくと、ゲストも安心してくれるでしょう。
参加することに不安を感じるゲストは少なからずいるはずです。
という気持ちを伝えることが大切です。

この一言があるだけで、式の開催を悩んだことや気遣いが伝わりますね。
直前になるとお料理や引き出物のキャンセルができず新郎新婦負担にはなってしまいますが、ゲストのことを考えた上での配慮としては最適です。
会場にアルコール消毒や空気清浄機を置く
せめてもの対策にはなりますが、会場にアルコール消毒を置くことでゲストの安心要素に繋がるでしょう。
また、式場側で用意ができそうであれば、空気清浄機などを置いてもらうのもおすすめです。
そういった対策を行う場合は、あらかじめゲストに伝えておくとより安心できると思います!
マスク着用も可能であることを伝える
本来、お祝いの場などではマスクの着用はあまりよくないものとされていますが・・・
式中はマスクの着用も可能である旨を伝えておくと、ゲストは安心して参加できます。
念のため、式場にも確認をとっておきましょう。
プチギフトに除菌シートを添える
こちらも気休めかもしれませんが、プチギフトに除菌シートなどを添えて渡すとおもてなしの気持ちが伝わりやすいです。
除菌シートであれば100円ショップなどでも購入できますし、直前にでも準備ができるはずなのでぜひ参考にしてみてください!
まとめ
コロナに関する結婚式問題は、式を控える新郎新婦にとって頭を悩ませる深刻な問題です・・・。
でも、決して新郎新婦が悪いというわけではありませんし、震災と同じようなもので誰のことも責められません。
だからこそ、罪悪感をもって気に病む必要もないですよ!
延期・中止にするという選択肢以外にもできることはたくさんありますし、周りの人としっかり相談しつつ納得のいく選択をしてくださいね。
あなたの結婚式が幸せな時間になりますよう、願っております!
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