挙式で最初の見せ場となるのが、バージンロードでのウェディングステップ!
ゲスト全員から注目されるので、なるべく綺麗な歩き方で挑みたいですよね!
特にバージンロードを歩くときは、普段の歩き方とは異なるので
- 「どうやって歩けばいいんだろう?」
- 「変な歩き方になったらどうしよう・・・」
と悩みがち。
そこで今回は、新郎・父親・花嫁のバージンロードの歩き方をそれぞれ完全解説していきます♪
目次
バージンロードの基本的な歩き方*ウェディングステップ
キリスト教での挙式では、新郎が先に入場し、後から父親と新婦が一緒に入場します。
この時、「ウェディングステップ」で入場するのが基本です*
◆ウェディングステップの歩き方◆
- 右足を出して左足を揃える
- 左足を出して右足を揃える
- 1と2を繰り返す
簡単そうに見えますが、普段とは違う慣れない歩き方になるので目線がついつい足元に行ってしまいがち。

特に一緒に歩く父親と新婦は足並みを合わせるのが意外と難しいんです!
だからこそ、今から解説する美しいバージンロードの歩き方を参考にしてみてください。
父親のバージンロードの美しい歩き方
新婦と一緒に歩くお父様のバージンロードの歩き方には、4つのポイントがあります*
目線が足元に行かないように!
父親のバージンロードの歩き方で一番多いミスが、新婦と左右の足を揃えようとすることに意識をしてしまい目線が足元に行ってしまうこと。

挙式の動画などを見ていると、たまに足元をずっと見て歩いているお父様がいらっしゃって、すごくもったいないな~と思ってしまいます。
新婦と左右の足を合わせるのは非常に大切なことなのですが・・・
実際のところ、新婦の足元はドレスで隠れてゲストには見えないので、そこまで左右を合わせることは気にしなくてもOKです。
祭壇をまっすぐ見て歩くだけでも、かなりかっこよくエスコートしているように見えるので、目線はなるべくまっすぐを意識してください*
新婦と足並みを揃える
新婦と父親は、できるだけ足並みを揃えましょう。
足並みを揃えるポイントは、足の速さとリズムを合わせること。
この二つを合わせるだけでもとても美しく見えます。
緊張してしまうと、ついつい速く歩いてしまいがちですが、深呼吸をしてできるだけゆっくり歩くこと。

「ゆっくり過ぎるかな?」と思うくらいゆっくりでもOKです。
一歩一歩を嚙みしめるようにゆっくり歩くことで、歩き方が上品になります*
新婦の半歩前を歩く
式場スタッフからも事前に説明があるとは思いますが、新婦のドレスには広がりがあるので、裾を踏まないように父親は半歩前を歩くのが基本です。
半歩前に立つことで歩きやすく、エスコートをしている雰囲気もしっかり出るようになります*
新婦との腕の組み方
腕の組み方も、美しい歩き方を作るための重要なポイント。
組む腕は左手で、親指を中に入れて軽く握ります。
腕の向きは、腕時計を見るような姿勢でこぶしを上に向け、肘を軽く“くの字”にしてみぞおちのあたりに置きましょう。
花嫁のバージンロードの美しい歩き方
花嫁は挙式の主役!
上記で解説したお父様との歩き方と下記で解説する4つのポイントを合わせて、バージンロードを美しく歩きましょう*
ドレスの裾を軽く蹴りながら歩く
ウェディングドレスは、思っている以上に歩きにくいです!
特にドレスの裾にヒールが突っかかってしまい足元が安定しづらくなっています。
ドレスの裾を軽く蹴るようにすると歩きやすくなるので実践してみてください*
ただし、蹴りすぎには要注意!

たまにドレスを思いっきり蹴りすぎて逆にかっこ悪くなってしまっている新婦さんもいます・・・。
“足のつま先が少し触れるくらい軽く”がポイントです!
ブーケはおへその位置に
緊張してしまうと、ブーケを持つ手が上になりがち。

胸のところまでブーケが上がっていると少し不格好でかっこ悪いです!
ドレス姿がより美しく見えるブーケの位置はおへその位置。
腕に力が入ると肩が上がってしまい美しくは見えないので、できるだけ力が入らないように、自然にブーケを持ちましょう*
生花のブーケの場合片手で持つと意外と重いので、手首を腰骨に乗せるようにすると安定します。
父親との腕の組み方
父親にエスコートをしてもらう場合は、腕を組んでバージンロードを歩きます。
腕の組み方も、美しい歩き方を作るための重要なポイント*
右手でエスコート役の方と腕を組みますが、あまりガッツリ腕を組まないように、指を軽く添えるように乗せましょう。
このとき、指をまっすぐ揃えるようにするとより美しく見えます。
胸を張って姿勢を正し前を向いて歩く
花嫁だけではなく、新郎や父親にも同じことが言えますが、バージンロードを歩く際は胸を張って姿勢を正し前を向いて歩くのは基本中の基本です*
バージンロードを歩く際は意識するポイントがたくさんあって、目線が下になってしまったり、猫背になってしまったりすることがありますが、姿勢は一番に意識するようにしましょう*

普段から美しい姿勢を作れるようにしておくと、当日意識する必要がなくなります!
新郎のバージンロードの美しい歩き方
入場時に新婦が父親と歩く場合、基本的に新郎はウェディングステップを行いません。
そのため、「普通に歩けばいいんだ!」と安心してしまう新郎が多いのですが、あまりに気を抜いてしまうのもNG!
通常のキリスト教式であれば、新郎は一人でバージンロードを歩くことになるので、美しい歩き方をマスターしておくべきなんです!

バージンロードをロボットみたいに歩いてしまう新郎も多いですよね(笑)
下記で解説する3つのポイントをしっかりチェックしておきましょう!
背筋を伸ばして顎を引く
新郎の基本姿勢は、背筋を伸ばして顎を引きまっすぐ立つこと!
視線は、正面より少し上の遠くを見るようにするとよりかっこよく見えます。
せっかくかっこいいタキシードを着ているのですから、姿勢は一番に気を付けること!
猫背というだけでも、80%くらいはイメージダウンしてしまいます。
また、バージンロードを一人で歩くとなると、恥ずかしくて笑ってしまう新郎さんが多いのですが・・・(笑)(特に参列している友人などから茶々を入れられるなどすると恥ずかしくなっちゃいますよね)
ここはグッとこらえて、真顔でかっこよく歩きましょう!

私の夫もニヤニヤしながら歩いていました。残念過ぎる・・・
緊張してしまい力が入りすぎてしまわないように要注意。
姿勢を正しながら、リラックスして歩くと自然にかっこよくなります。
自信を持って歩く
気持ちの持ちようにはなりますが、新郎がより美しく歩くためには、とにかく“自信を持つこと”が大切です!
新郎が不安な気持ちになっていたり緊張していたりすると、花嫁にもその雰囲気が伝わってしまいます。
人生に一度の結婚式だからこそ、かっこよく花嫁をエスコートしたいですよね。
それなら自信を持ちましょう!

この時だけは「俺が一番かっこいい!」とナルシストになって歩いてください(笑)
歩き方のポイントに関しては、こちらの記事が面白くわかりやすいので、よろしければ新郎は一読してみてくださいね。
グローブの持ち方
バージンロードを美しく歩くには、グローブの持ち方も重要なポイントとなります。
タキシードは白いグローブを持つのが正式のマナー。
グローブは剣を表しているといわれています。
内側に持つと花嫁を傷付けてしまうので、常に外側に持つことを意識しましょう。
持ち方は、グローブの指先が前を向くようにして右手で軽く握り、腕は体に沿って自然に降ろすようにすること。
新婦との腕の組み方は、父親と同様、左手の親指を中に入れて軽く握り、腕時計を見るような姿勢でこぶしを上に向け、肘を軽く“くの字”にしてみぞおちのあたりに置きます。
あまり近づきすぎるとドレスを踏んでしまうので、ある程度距離をあけて半歩前を歩くようにしましょう。
バージンロードの意味・由来をおさらい!
バージンロードにはとっても素敵な意味や由来があります*
意味や由来を知っておくと、「バージンロードを美しく歩きたい!」と思うきっかけにもなります。
バージンロードの意味や由来に関しては下記の記事にまとめているので、ぜひチェックしてみてくださいね♪
また、挙式を成功させるためにチェックしておきたい挙式リハーサルのポイントも記事にてまとめています*ご参考にどうぞ!
まとめ
バージンロードを歩く時間は、ゲストに最も注目されるタイミングです*
- 「いい結婚式だったね」
- 「すごく綺麗だったよ!」
と言ってもらうためにも・・・
後悔のない素敵な挙式にするためにも・・・
バージンロードの美しい歩き方はしっかりマスターしておきましょう!
新郎やお父様にも、ぜひ歩き方のポイントを伝授してあげてくださいね♪
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